立川談春・立川志らく二人会

三鷹市芸術文化センター。14時より。

  志らく 「愛宕山
  談春  「棒鱈」
   −お仲入−
  志らく 「浜野矩随」
  談春  「よかちょろ」

幇間が谷底に落ちた小判を拾う話。田舎侍と江戸っ子が喧嘩を起こし胡椒を撒かれる話。河童狸や椎茸地蔵しか彫れない2世彫物師が大成するまでの話。若旦那が旦那に吉原通いを言い訳する話。
今日の談春は、前のときとは全然違う印象で、普通に可笑しかった。登場する芸者や花魁が上品。
志らくも良い。「愛宕山」のイリュージョン・スピード感。「浜野矩随」もかなり悲惨な話であるのに説得力を感じた。