シネマヴェーラ。やっぱり昔の日本映画っていいよな、と幸せな気分になる。久我美子が素晴らしかった(悪役だけど)。
冒頭で妙な歌う美輪明宏トランスジェンダーという便利な言葉が発明されるまでは、「奇形としての自分を受け入れる」ぐらいしか、自己承認のやり方がなかったんだろうが、それはそれで特有の文化を作り出していた面もあるわけで、いまや椿姫彩菜は完全に女の子である。まあ、はるな愛がいるけど。