2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

甥っ子らと遊ぶ。ミッキーマウスの絵の描き方を習得する。「スピードも老けたなぁ」と紅白歌合戦を見て思う。

墓参り。甥っ子ら、来て、一緒に遊ぶ。

帰省。心斎橋の鍋屋。N氏・Y氏(メーカー勤務)、O氏・H氏(医師)らと。近況、景気の話など。トヨタの日系ブラジル人労働者等が群馬に集結している、というのは本当か?こちらからは、グリーン・ニューディールとからめてピラミッド公共事業説の話、社会の…

小津安二郎『晩春』(1949)

108分 出演 原節子/笠智衆/月丘夢路/三宅邦子/杉村春子/桂木洋子/宇佐美淳/三島雅夫 適齢期の娘を嫁に行かせようとする父親と、それを頑なに拒む娘。嫁ぐ前の夜、父娘が語らい共に枕を並べるシーンは、いまや世界映画史的名シーン。世界中の名監督に…

小津安二郎『秋刀魚の味』(1962)

112分 出演 岩下志麻/笠智衆/佐田啓二/岡田茉莉子/吉田輝雄/牧紀子/三上真一郎/中村伸郎/東野英治郎 娘を嫁に出すというのは、小津作品に繰り返し現れるシチュエーションだが、真の孤独を味わった小津によって描かれたこの作品での父親役・笠智衆の…

今年もお終い

今年もあと3日。今年はひどいこともあったが、(順調にいけば)人生はまだ続くのだから、良しとする。見た映画の中では『ダークナイト』と『トウキョウソナタ』が突出して素晴らしかった。今年は経済危機、来年は政権交代、マスメディア崩壊。アメリカのオバ…

大和屋竺『愛欲の罠』(1973)

主演:荒戸源次郎、絵沢萠子、安田のぞみ、中川梨絵、山谷初男 星はある殺しの一件で調子に乗って、同棲中の眉子を連れて殺しの現場を見に行くというタブーを犯す。愛していた眉子がいつの間にか姿を消し、逃げられたと失望した星の元に、ボスから電話がかか…

藤田敏八『十八歳、海へ』(1979)

主演:森下愛子、永島敏行、小林薫、島村佳江、下条アトム、鈴木瑞穂、小沢栄太郎 桂は予備校で同級の英介が暴走族との喧嘩で海に入っていくのを真似て敦夫と共に海に入っていくが、心中と間違われて助けられてしまう。死と隣り合わせの瞬間に喜悦を見出した…

エジプト文明(NHK四大文明)

3000年にわたって栄える。年間降水量はほぼゼロ、日中は50度。ナイル川流域のみに緑地。5000年前に誕生した文明。 エジプト全土には60のピラミッド。大ピラミッド(カイロ近郊)は、平均2.5トンの石を300万個積み上げたもの。底辺230メートル、高さ147メート…

インダス文明(NHK四大文明)

4500年前に繁栄。ネックレス・印章にインダス文字(5〜6文字しかない)。未解読だが、ドラビダ系の文字に近いとの説。 モヘンジョダロ(パキスタン)。1キロ四方に4万人が居住。沐浴場は神聖な場所だった。 ドーラビーラ遺跡。巨大な貯水槽があり、他のイン…

パツサン。長めにしたのだが、寒い。 『ラーマーヤナ』と『天空の城ラピュタ』の関連について知る。 下のはメモだから気にしないで。インダス文明の謎ぶりは突出。 明日は何の映画を見ようかな。

ちょっとだけカラオケ。TRFなど歌ってみる。寒い夜だから。小室サウンドっていうのは、歌詞も含めて、妙ちきりんだと思う。 宮下誠『カラヤンがクラシックを殺した』(光文社新書)。著者自身の躁鬱気質が丸出しになった異様な本だが、20世紀の精神的文化的…

『すべての経済はバブルに通じる』

某氏が推奨していたので読んでみたところ、たしかにすごい本だった。元証券アナリストの友人に話を聞くと、「やっぱりファンダメンタルズを評価するのが基本(大意)」と言っていたのだが、金融資本主義の自己増殖本能はファンダメンタルズとは無関係の経済…

ジャン・ルノワール『ゲームの規則』(1939)

原題 La Regle du Jeu 監督・脚本 ジャン・ルノワール 撮影 ジャン・バシュレ 音楽 ロジェ・デゾルミエール 美術 ユージーン・ローリー キャスト マルセル・ダリオ、ノラ・グレゴールChristine、ローラン・トゥータン、ジャン・ルノワールOctave、ミラ・パレ…

ジャン・ルノワール『獣人』(1938)

(1938年/100分/35ミリ/モノクロ/フランス語/日本語字幕付き)出演:ジャン・ギャバン、シモーヌ・シモン、フェルナン・ルドゥー、ジュリアン・カレット ル・アーヴルとパリを結ぶ列車の機関手であるジャック・ランチエは、遺伝で脳に障害があり、発作…

映画館でものすごく腹立たしいことがあり、詳細を書くと、それなりに笑ってもらえそうな気もするのだが、まあ書かないでおこう。議論レベルじゃなくて、瞬発力の要求されるイチャモンの付けあいで、相手を圧倒するド迫力を発揮するには、どうすれば良いのだ…

13384。714306+13384=727690。処理済。

行かなくても良かったのだけど、忘年会。体調があまり良くない。今年はストレスが身体に来たので、最近はテキトーに過ごしているんだけど、どこが悪いとかじゃなくて、何となく気持ち悪い。 トヨタが1500億円の赤字(前年度黒字2兆2703億円)、月例経済報告…

サタケミキオ『同窓会』(2008)

1時間45分 出演:宅間孝行、永作博美、鈴木砂羽、鶴瓶 http://www.dousoukainet.com/dousoukai/index.html 初恋、結婚、離婚、すべてを経験してしまった同級生カップル。運命の悪戯で「彼女はあと3ヶ月」と伝え聞き彼は改めて彼女への想いに気づき、人生を…

星野仙一の暴行

「江夏豊のアウトロー野球論 第539回」(『プレイボーイ』)でちょっとしたスキャンダルが暴露されている。 関係者から聞くところによると、中日球団にはいまだ元監督・星野氏の影響力が亡霊のように残っているという。川上にとって星野氏は大学の先輩であり…

Hiroumixに誘われて新宿ロフトへ。日本の基幹的な諸システムは甚だしく劣化しているよな、と憂国の情に駆られた。もちろん劣化の末に崩壊した方が良いシステムもあって、この不況のひとつの希望は、広告収入を減らしたマスメディアの解体にあると言える。政…

亀井文夫『女ひとり大地を行く』(1953)

(146分・35mm・白黒)キヌタプロと炭労北海道支部の共同製作よる労働組合製作映画。北海道の炭坑で姿を消した夫の後を追い、自ら炭鉱夫として働くことになった女性の20年間の生活を描く。『母なれば女なれば』に続き起用された山田五十鈴が闘う婦人労働者を…

同窓会

忘年会じゃなくて、同窓会(@秋葉原)。元証券アナリストK、会計士K、某企業研究所に勤務のY、N。N以外とはものすごく久しぶりで(10年?)、Yとは中学3年でクラスが別になって以来、話したことがなかった。話をしてみると、参加者5名中2名が糖尿病患…

26406。687900+26406=714306。処理済。

タナダユキ『百万円と苦虫女』(2008)

2時間1分 出演:蒼井優、森山未來、ピエール瀧、竹財輝之助、モロ師岡、堀部圭亮 http://www.nigamushi.com/ 21歳フリーターの鈴子はある事件をきっかけに実家をとび出し、見知らぬ土地で地道に働き100万円貯まると引越しを繰り返し、波乱に満ちた出会…

山中貞雄『人情紙風船』(1937)

脚本 三村伸太朗、撮影 三村明、美術監督 岩田専太朗、音楽 太田忠 キャスト 中村翫右衛門(髪結新三)、河原崎長十郎(海野又十郎)、助高屋助蔵(家主長兵衛)、市川笑太朗(弥太五郎源七)、市川莚司(猪助)橘小三郎後の藤川八蔵(毛利三左衛門)、御橋…

アメリカが初の(事実上の)ゼロ金利。後のインフレより今のデフレ。日銀批判をチェックするべく、中川秀直ブログをアンテナに追加(笑)。 夜、新文芸座で『人情紙風船』。独特の感覚的な作風で、この監督がもっと長生きしていたら、日本の映画界はどうなっ…

中近東文化センター

ICUの隣にある知られざるマニアスポット、中近東文化センターへ行ってみた(最寄り駅、武蔵境)。 とりあえずは常設展。シュメール王朝だってエラく昔だと思うが、それより数千年前からのメソポタミア近隣の遺物が陳列されていて、人類をナメちゃいけない…

内省

世渡るたづきというか、生存戦略は真面目に考えないといけないのだが、今日はこの点に関して立派だなと思う人と一緒にいて、この人自体は尊敬できるのだけれど、何というか、食べた物の味がしなかった。 要するに、自分はできそこない人間なので、社会性に乏…

ETV特集「加藤周一 1968年を語る〜“言葉と戦車”ふたたび〜」

5日死去した評論家・加藤周一さん。1968年パリ五月革命やプラハの春を目撃した。40年前の若者の反乱が今問いかけるものとは…加藤さんのラストメッセージを伝える。 (社会主義も資本主義も同時に批判できた)プラハの春の自由がソ連軍の侵攻で頓挫し、「人間…