2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

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Hiroumixとオタク師匠と話す。日本のポストモダンについてスピーチ。読書会なぞ提案してみる。

読んだマンガ

冬目景『イエスタデイをうたって』を5巻まで。なんか最初と雰囲気が違ってきた気が…。グダグダの恋愛物と化しつつあるが、しかしこれはこれでなかなか面白い。「ボクが好きなだけだから、キミの気持ちがボクに向かうまで待つだけさ」とか、ありえないが、シ…

昨日、尖った革靴を履いている男を批判したのだが、書きながら「もしかして」と思ったのは、自分も尖った靴を持ってたんじゃ?ということで、確かにやや尖り気味の靴を持っていたよ。すっかり忘れていたよ。自分のことを棚に上げて悪口言ってごめんなさい。…

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川上末映子『乳と卵』

大阪弁の語り口とともに哲学チックなところが割と面白かった。 例えば、「『子どもが出来るのは突き詰めて考えれば誰のせいでもない、誰の仕業でもないことである。子どもは、いや、この場合は、緑子は、というべきだろう、本質的にいえば緑子の誕生が、発生…

最近の若者向けの皮靴だが、えらく先端が尖ったものがあって、それを履いている男を見つけると、大抵不愉快な気分になる。なんか調子に乗っている感じがするし、尖った攻撃性を発揮して、男性的な精力を誇示しているような雰囲気がある。たいていはオシャレ…

スサンネ・ビア『ある愛の風景』(2004)

BRODRE(BROTHERS) デンマーク映画 デンマーク語 1時間57分 監督: スサンネ・ビア 出演: コニー・ニールセン、ウルリッヒ・トムセン、ニコライ・リー・コス 軍人である夫の戦死を告げられた妻、その喪失感を慰めたのは夫の弟。だが夫は捕虜となって生き延び…

帰りの電車で見た上戸彩の写真がかわいかった。 今日は読んでいた本が難しすぎて、疲れた。

持っていこ持ってかえろミスタドーナッツで、オタクっぽい女子高生が二人。「こういうのが腐女子なんだろうな」と思って会話を盗聴。二人とも妄想圧力が高すぎる。真剣な恋の悩みを話し合っているのだが、悩みが現実に立脚していない。「晩婚な私の人生、ど…

「フッサールはこう読めば生産的に読めますよ(大意)」という内容の40ページほどの論文を読み終えるのに彼是4時間以上もかかってしまった。10ページ1時間、1ページ6分。まあ、しゃないか。 オカンからテル(電話)。「難波パークスで『エリザベス』観てきた…

上の本はマジでオススメなんだが、このブログで薦めたからって、一般読書人は読むわけないよな。影響力ないからね(すでにサントリーが薦めているし)。 今日はアホみたいにBC(バッティングセンター)をやった。どれだけアホみたいかというと4セットもや…

飯尾潤『日本の統治構造』(中公新書)

読了。名著。第5章の国際比較がちょっと面倒なので、そこは飛ばしてでも、ぜひ読まれることをお勧めします。難しいけど、重要な問題が語られている。 大筋としては、イギリス型の議院内閣制(ウェストミンスター・モデル)の実質化が必須だと述べられている…

今日、ラジオでマイケル・ジャクソン特集をやっているのを聴いて、マイケル好きだった私は懐かしくてしかたがなかった。『オフ・ザ・ウォール』の成功はクインシー・ジョーンズの新感覚のおかげ、16ビートを感じさせるマイケルのヴォーカルは『BAD』で完…

学生が狂犬に怯えている。

おすすめ本

冬目景『イエスタデイをうたって』。オタクOくんに推薦されたので三巻までを読了。いやー、これは団塊ジュニア世代のマンガですな。バブル不況のど真ん中に青春期を過ごした者の気分は、もしかしたら他の世代には分からないのかも。「他人を傷つけない」っ…

34860。702336+34860=737196。未処理。来週水曜。

オバマの顔ってこんなんじゃないかと記憶だけで描いてみたが、見事に失敗した。 今日、幼児と犬をひもにつないで散歩しているお母さんを発見した(ホント)。 この絵も失敗だな。 このブログはポリシーが無いので、何だって出来るのである。マーラーも描いて…

ポスト近代型能力

某雑誌を立ち読みして、再び「ポスト近代型能力」について考えた。そもそも「フォーディズムvsポスト・フォーディズム」といった産業形態の移行図式に<「要求される能力」の変化>をそのまま重ねてよいものだろうか。直感的に違うと思われるのは、「ポスト…

佐藤優の思想的問題点

『週刊読書人』の小林×佐藤対談を読んで、佐藤優の思想の特質とその限界が分かった。そもそもぼくは外務省の官僚としての彼は知っていても、いつの間にか思想家になってしまった佐藤についてはあまりチェックしていなかった。しかし宇野経済学、マルクス、神…

ブログを面白くする秘訣

『文芸春秋』の川上末映子のインタビューを読んで、そのユニークさにビックリした。永井均や池田晶子に哲学的な影響を受けたのだそうで、語っている言葉に力を感じる人だ。ぜひ小説も読んでみたい。 さて、文章を書き始めたきっかけがブログだとして、次の応…

本当は今日は「自分の過去に聴いていた音楽を検証して、カウンターカルチャーとサブカルチャーについて考える」という企画を考えていたんだけど、またもや駄弁に終始してしまったため、それは後日に回そうとおもいます。 「鹿男あをによし」で、「新大宮の村…

マキノ雅弘『藤純子 引退記念映画 関東緋桜一家』(1972)

(101分・35mm・カラー)尾上菊五郎との結婚を控えた藤純子の引退を飾るオールスター仁侠映画で、マキノにとっても映画界での最後の監督作品となった。明治の東京を舞台に、義理と人情に生きる火消し「に組」と、強欲な新興やくざ・鬼鉄一家の対立を描く。鬼鉄…

『職業としての編集者』

『関東緋桜一家』はサイコーだったが、マキノは『俠骨一代』『昭和残俠伝 死んで貰います』の藤純子が良いといっている。両方とも同じ設定だが、「私としてはかなり愛着のある作品である」とのこと(463)。ぜったい見なくちゃ。 今日はちょっと気合を入れて…

おすすめ本とすこし不満本

池田勇人の首相秘書官を務め、宏池会の精神を継承すべく大平正芳の補佐役を果たした、伊藤昌哉の『自民党戦後史』(上・中・下、朝日文庫)を古本屋で購入。315円。大平が盟友と信頼した田中角栄が、佐藤栄作の政治力の圏域を脱し、ロッキードで失脚した後も…

パキスタンでは野党が勝利した模様。「世論調査どおりの結果でなければ票操作だ」と野党がずっと攻撃していたけど、どうやら正当に選挙は行われた様子。あまりリベラル勢力が伸長するとイスラム原理主義が暴発するので、ムシャラフぐらいの位置どりが妥当だ…

「激戦 アメリカ大統領選挙 〜鍵をにぎる中間層〜」

NHKスペシャル。争点は、イラク戦争、経済政策、医療保険制度。このあたりで中間層がどう判断を下すかがカギ。しかし深刻な格差に苦しんでいる当事者でさえも、共和党を支持するケースがあって、「これはアメリカの国民性だよなぁ」とぼくは感心したのだ…

サディスティックな言論空間に加担し(好き好んでのことではない!)、2時間少々で3日分くらいの量をしゃべって、だいぶ疲れた。 夜モスバーガーで、大学1年生が後輩の高校生に大学生活についてプレゼンしている場に出くわして、面白かった。文学をやってい…

「ゆとり教育」の先に…自信も失った若者たち

「未来像…学力低下はさらに進む!!」。昨年12月下旬、福島県相馬市から県立相馬高校の2年生14人が、元文部大臣の有馬朗人氏(77)を東京に訪ねてやってきた。 生徒たちは研究発表の資料を携えていた。「学力低下の要因の1つは『ゆとり教育』」「授…

大嶽秀夫(2007)を半分くらいまで読んだのだが、<60年安保時における社会党=総評の穏健路線は、当時の労使関係の動向を考えれば、ある程度はやむを得なかった>との理解が示されており、「なるほどそういう理解の示し方もあるよな」と興味深く読んだ。こ…