2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとつネタを思いついた。http://d.hatena.ne.jp/seiwax/20070630(←Hiroumixはログインした状態であれば見られるはずなので、できればチェックしてみてちょうだい)。 20世紀の総力戦体制以降の国民国家システムと、19世紀から第一次大戦までの国民国家シス…

12151ポイント。12151+63818=75969。

睡眠不足で頭が朦朧。やけのやんぱち、日焼けのなすび・・・で、独りで酒を飲んで酔っ払ってみた。案外、楽しい。 キミーからTEL。妹にそろそろ子供が生まれるらしい。「あと二日か、三日したら、生まれよるわ。いま、めちゃくちゃお腹大きなっとるわ」とのこと…

川島雄三『洲崎パラダイス 赤信号』(1956)

(81分・35mm・白黒)芝木好子の小説を映画化した、川島の代表作の一つ。貧しさのあまり旧洲崎遊郭へ流れる女(新珠)とその後を追う頼りない男(三橋)は、自分を見失いそうになりながらも、生きる道を模索する。行方不明の夫と再会し、間もなく死別する女…

宮沢喜一、死去

<訃報>宮沢喜一元首相が死去、87歳 6月28日16時36分配信 毎日新聞 自民党元衆院議員、宮沢喜一元首相が28日午後1時16分、老衰のため、東京都渋谷区の自宅で死去した。87歳。 宮沢氏は戦後一貫して「保守リベラリスト」の道を歩んだ。憲法9条改正…

準備体操のつもりで読み始めたら、つい全部読みきってしまった。面白いなぁ。言葉の常備薬 (双葉文庫)作者: 呉智英出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2007/06メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (11件) を見る

川島雄三『愛のお荷物』(1955)

(110分・35mm・白黒)人口抑制が叫ばれる中、厚生大臣の一家では既婚・未婚関係なく、様々な男女間で愛の結晶たる子どもができる。日活へ移籍した川島が、パートナーの柳沢とともにアンドレ・ルッサンの戯曲を大きく改変して実現した快作で、三橋達也が3役…

疲れない程度に勉強。頭の中をマーラー第3番がなぜか流れていた。わたしはどす黒い闇を抱えたテンシュテットの演奏が好きだったが、最近は明晰で流麗な美しさを持つベルティーニ版が脳内にインストールされているみたいだ。 「正式の証明」さんのところで小…

ある新書にびっくり仰天。ここで紹介する予定はありませんが・・・。 今日は空回り気味。頭がいまいち働かず、冴えが足りなかったと反省。少し落ち込んだので、バッティングセンターで鬱積した思いをボールにぶつけた。どうも最近不全感を感じることが多い。

丸川珠代とヤンキー先生

「きっこの日記」より。 そして、この「言ってることとやってることが正反対」ってのは、自民党の候補者たちを見ても良く分かる。つい最近まで、自民党のことをボロクソに言ってた上に、知名度だけで出馬するタレント候補のことを厳しく批判してたテレビ朝日…

ブレア退陣、ブラウン首相

おつかれさま。ブレアはよくやったのでは?

職場うつ

NHKスペシャルで「職場うつ」の特集を見る。うつ病患者を多発させるような職場のあり方が果たして「合理的」なのか、企業の見識が問われる。人材を効果的に生かすためにも、組織の合理性とは何なのか、再考が必要である。資本主義の欠陥を福祉国家政策が…

やっぱり不調。 深夜放送でワーキングプアの問題をやっていたが、グッドウィル(コムスン)みたいな人材派遣会社のピンハネ率は、どのようにして決められているのだろうか?労働基準法との関連性はどうなっているのだろう?派遣労働者の社会的処遇の問題と絡…

フランソワ・トリュフォー『私のように美しい娘』(1972)

公開:1972年 監督:フランソワ・トリュフォー 主演:ベルナデット・ラフォン、クロード・ブラッスール、シャルル・デネル、ギー・マルシャン、アンドレ・デュソリエ、フィリップ・レオタール 社会学者スタニスラスは、「犯罪女性」という論文を書くべく、あ…

フランソワ・トリュフォー『家庭』(1970)

公開:1970年 監督:フランソワ・トリュフォー 主演:ジャン=ピエール・レオー、クロード・ジャド、ダニエル・セカルディ、クレール・デュアメル、松本弘子、バルバラ・ラージュ、ダニエル・ブーランジェ ついに結婚を果たしたドワネルだったが、いまだ定職…

あまり納得できず。明日頑張りたい。 ワーグナー作品におけるカント→ショーペンハウアー→ニーチェの影響について考えを巡らす。芸術における音楽の特権的地位についても考えた。物自体、意思、教養市民!

フランソワ・トリュフォー『終電車』(1980)

公開:1980年 監督:フランソワ・トリュフォー 主演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデュー、ジャン・ポワレ、ハインツ・ベンネント、アンドレア・フェレオール、ポーレット・デュボスト、サビーヌ・オードパン ナチス占領下の42年秋からパリ解放…

フランソワ・トリュフォー『大人は判ってくれない』(1959)

公開:1959年 監督:フランソワ・トリュフォー 主演:ジャン=ピエール・レオー、クレール・モーリエ、アルベール・レミー、ギー・ドコンブル、パトリック・オーフェー、ジョルジュ・フラマン、イヴォンヌ・クローディー トリュフォーの分身的存在であるアン…

西部邁『六〇年安保』(洋泉社新書)

名著。これだけパセティックな叙述なのに辟易することがないのは、西部先生の他にはリリー・フランキーくらいしかいないだろう。 唐牛健太郎、篠田邦雄、東原吉伸、島成郎、森田実、長崎浩。虚無世代、西部邁にとってのブントは、虚無世代の実存的混乱を収拾…

李相日『フラガール』(2006)

2006年2時間00分 監督:李相日 出演:松雪泰子、豊川悦司、蒼井優、しずちゃん、富司純子 配給:シネカノン 昭和40年、常盤炭鉱はかつての基幹産業としての隆盛は見る影もなくなっていた。そんな町を救うため“楽園ハワイ”を作る一大プロジェクトが。……

31334ポイント。(31334+32484=63818ポイント。)

成瀬巳喜男・川島雄三『夜の流れ』(1960)

(111分・35mm・カラー)築地の料亭の女将(山田)と長い関係にあった板前(三橋)に、そうとは知らず女将の娘(司)が思いを寄せる様を、出入りする若い芸者衆の姿とともに描く。成瀬巳喜男との共同監督作で、若者たちを中心とするシーンを川島、旧世代が主…

神宮球場

10回まで闘って6−4で西武の勝ち。 勝利投手 [ 西武 ] グラマン(3勝6敗0S) 敗戦投手 [ ヤクルト ] 吉川(1勝1敗0S) セーブ [ 西武 ] 小野寺(1勝2敗12S) 本塁打 [ 西武 ] カブレラ 13号 10回2ラン、栗山 2号 10回ソロ [ ヤクルト ] ガイエル 13号 8回3…

絶不調。文字がぜんぜん頭に入ってこなかった。それでも言うべきことは言った。 どうやらまた欲が出てきて、ハードルが上がりすぎているみたいだ。しんどい。

川島雄三『幕末太陽傳』(1957)

(110分・35mm・白黒)勤皇の志士も同宿する品川遊郭で、持ち前の要領を発揮しながら享楽的に暮らす男・左平次の姿を、一抹のニヒリズムとともに描いた川島の代名詞ともいえる名作。結末について川島は、主人公が時代劇のセットから出て現代の町中へ走り出る…

今日はわりと不本意な一日だった。 あと上記コメントについて補足。 私が小学生のときはもちろん、小学校の集団主義的傾向は非常に嫌だと感じていた。運動会の応援合戦とかも意味不明だったし、好きではなかった。いちど学級会で、「廊下を走る人をなくすに…

『滝山コミューン一九七四』

話題作だし、話題作となるだけの面白さはある。今後深められるべき重要な知見がいくつも存在することを認めた上で、ここではあえて私なりの批判点をメモしておきたい。 1.「滝山コミューン」という題名から想像されるほどの普遍性をもった社会現象ではない…

小学生を脅迫

今日は駅まで歩いている途中で、デブ小学生が坂道を自転車で登ってきて、空のペットボトルを民家の塀の上に置こうとしたのを見つけた。かなり機嫌が悪かったので、舌打ちに加えて「オイ」と呼びかけてやったら、こちらを振り返ったので、これ以上ないくらい…

川島雄三『わが町』(1956)

(98分・35mm・白黒)デビュー作の原作者でもあり、川島に影響を与えた小説家・織田作之助を追悼する意味も込めて撮った作品で、もともとこの原作は戦時中に溝口健二が撮る予定だった。大阪を舞台に、愛する女(南田)と死別し、女と自分の間にできた娘(高…

ジャン=リュック・ゴダール『アルファヴィル』(1966)

『ALPHAVILLE』。フィルムセンター小ホール。 (99分・35mm・白黒)コンピュータが人間を統治する異銀河都市アルファヴィルへ、探偵が行方不明の教授を探しに現れる。フィルム・ノワールなど他ジャンルの要素が混じり込み、SF映画のパロディの域に達したゴダ…