ひとつネタを思いついた。http://d.hatena.ne.jp/seiwax/20070630(←Hiroumixはログインした状態であれば見られるはずなので、できればチェックしてみてちょうだい)。
20世紀の総力戦体制以降の国民国家システムと、19世紀から第一次大戦までの国民国家システムとの相違をきちんとふまえておかないといけないなぁと突然思った。絶対主義に由来する領域国家システムと他方での階層秩序型「社会」。金本位制と結びついた自己調整型経済秩序による安定性の確保。これが大衆社会を迎えて、ファシズム社会主義ニューディールへと転換していく。第一次世界大戦が「天佑」でしかなかった日本からは、この転換の持つ巨大な意味がしばしば見失われる。だがこのことはネオリベが席捲する昨今であればこそ、再び思い返される必要がある。
6月は28本映画を観た。今年は今までで153本観ている。
あと、コヤノ先生のお嫁さんのブログは、やっぱりそうだったみたいだ。