2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

行きたい

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団。 マーラー:交響曲第2番「復活」 指揮:ファビオ・ルイジ <出演> カミッラ・ニールンド(ソプラノ) アンケ・ヴォンドゥング(メゾ・ソプラノ) 【公演日程】 11月12日(月) 7:00p.m. 【会 場】 サントリーホール 【料 金】 S…

清水宏『簪』(1940)

公開:1940年 監督:清水宏 主演:田中絹代、川崎弘子、斎藤達雄、笠智衆、日守新一、三村秀子、河原侃二、横山準、坂本武 帰還兵・納村が温泉で療養中に足に簪をさして傷を負ってしまう。簪の持ち主である恵美が東京から謝罪にやってきて、お互いの身の上も…

清水宏『何故彼女等はそうなったか』(1956)

公開:1956年 監督:清水宏 主演:香川京子、高橋豊子、池内淳子、三重明子、三ツ矢歌子、井波静子、藤木の実、高橋まゆみ 問題を抱えた娘ばかりが集まる「少女の家」の女教師・小田。更生しても世間の偏見は厳しく、ついに水商売に身を落とす少女も現れ…。…

成瀬巳喜男『女の中にいる他人』(1966)

(102分・35mm・白黒)人妻が不倫中に絞め殺された事件をめぐって関係者たちの様々な感情が渦巻く。妻の殺害に驚愕する夫を三橋達也が演じ、黒澤・成瀬作品など東宝の名作の多くに印象的な演技を残した名バイプレーヤー中北千枝子も出演している。白黒反転画…

選挙がらみ

小田嶋隆氏のブログを読んでいたら、おもしろい文章があった(続きの文章もおもしろい)。 …… もうひとつ、安倍さんは、あの話し方(つまり、センテンスが長く論理構造が複雑な、役人答弁仕様の演説原稿)は、東大を出てないヒトがやると、すごくバカっぽく…

『市場・道徳・秩序』読了。補論は明治官僚制をめぐる話。やっぱり福澤が中心の本でしたね(福沢の章だけ読むのもアリだと思う)。 おまけに『誇り高き市民』も読了。ルソーの伝記的事実を検証しつつ、思想形成を丹念に追っている。ルソーについて知りたい人…

小田実死去

「作家の小田実さんが死去 国際的な反戦運動に尽力」2007年07月30日 反戦、反核など国際的な市民運動に取り組んだ作家で、「ベトナムに平和を!市民連合(ベ平連)」元代表の小田実(おだ・まこと)さんが30日午前2時5分、胃がんのため東京都内の病院で…

幸徳秋水

第4章「幸徳秋水における伝統と革命」。幸徳の多面性は明らかにされているが、そのぶんコンパクトさに欠ける叙述となっている。 すでに確認したように、「商業に新しい政治的徳を見出す立場(福沢諭吉・徳富蘇峰=スコットランド啓蒙主義)」と「経済を捨象…

そろそろ8月前半にこなすべき課題に取りかからねば、と思う。 「続投」だとすると、安倍が次にやめるタイミングはいつ来るんだろう?選挙前にはやめさせないといけないわけだし。よくわからん。

小沢茂弘『関東果し状』(1965)

(90分・35mm・カラー)東映の時代劇、現代劇ともにスター中心のアクション映画を多く手掛けた小沢茂弘による「博徒」シリーズ第7作。任侠スターとして定着した頃の鶴田浩二を中心に、大正末期の東京、神奈川でのやくざ同士の闘争をダイナミックに描いた。 ’…

酒井欣也『雁ちゃんの警察日記』(1962)

(53分・35mm・白黒)漫才師、舞台俳優として、また映画では脇役として人気を得た芦屋雁之助が、兄を探しに田舎から出てきた少女に恋心を抱き、宝石強盗を追う警察署の音楽隊員を演じる。実弟の芦屋小雁、雁平と共演している。 ’62(松竹京都)(出)芦屋雁之…

参議院選挙

ネット接続を完了。ものすごくしょうもない失敗をしていたことに気づき、恥ずかしい。 激しい雷雨のなか、選挙へ。「川田龍平」「田中康夫」と記名。いずれもギリギリなラインか。

半日、パソコンの設置。どうもうまくいかないところが残っている。 「毎日ボートマッチ えらぼーと」をやってみた。 自民党 41% 民主党 38% 公明党 42% 共産党 46% 社民党 44% 国民新党41% 新党日本 44%。 どこに入れてもおかしくないが、強いて言え…

清水宏『有りがたうさん』(1936)

公開:1936年 監督:清水宏 主演:上原謙、石山隆嗣、仲英之助、桑野通子、築地まゆみ、二葉かほる、河村黎吉、忍節子 バスに乗り合わせた娘を売りに行く母、水商売の女など、様々な事情を抱えた人々の人生を描写したロードムービー。新人であった上原謙を抜…

清水宏『サヨンの鐘』(1943)

公開:1943年 監督:清水宏 主演:李香蘭、近衛敏明、大山健二、若水絹子、島崎溌、中川健三、三村秀子、水原弘志、桜蕃社 舞台は戦時下の台湾。美しく快活な、高地民族のサヨンは、内地から帰ってきた恋人のサブロと湖へ赴く。だがその湖に女が入ると、湖の…

119800ポイント。119800+97285=217085。

パソコンを買ったのだが、「設置のためのスペースを確保すべく、まずは本の片付けを」ということで整理を始めたら、当然ながら延々作業が続くことになり、溢れる本を何とか仕分けて、やっとこさ一段落という所まで漕ぎ付けた。 ほとんど暴力的なまでに「いら…

中江兆民

若干酔っ払っているので簡単に。 中江兆民のルソー読解には、伝統的な儒教道徳の影響が認められる。兆民は「利益の重視する立場」に対する「道徳を重視する立場」の普遍的優位を信じたが、そうした儒教的道徳理解は、経済の発展による人間の堕落を説くルソー…

暑苦しい一日。汗だか湿気だかで肌がじっとり。不快極まりない。 洗濯しつつ『Death Note』(ジャンプ・コミックス)を4巻くらいまで読む。面白いけど、FBIに接触する頃のライトはまだまだ軽はずみな行動が目立つなと思う。 今日は上野のヨドバシカメラ…

徳富蘇峰

『市場・道徳・秩序』の続き。第2章「青年期徳富蘇峰における道徳と経済」。 福沢諭吉、西周ら明治啓蒙主義にみられた市場社会への肯定的評価に反して、明治10年代は元田永孚らによる復古的道徳主義が隆盛し、道徳をめぐる論議が紛糾した。徳富蘇峰は儒教的…

福沢諭吉

坂本多加雄『市場・道徳・秩序』のえらく長い序文、第一章(福沢諭吉)を読んだが、明らかに名著。「自然」と「作為」を対立させる丸山眞男の思想史図式を転換させ、デカルト的な「構成的合理主義」とは異なる社会的実体としての「市場社会」に着目する。市…

ソフィア・コッポラ『マリー・アントワネット』(2006)

『MARIE ANTOINETTE』2006年 アメリカ・フランス・日本合作映画 英語 2時間03分 監督:ソフィア・コッポラ出演:キルスティン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、アーシア・アルジェント 14歳で単身オーストリアからフランス王家…

9787ポイント。9787+87498=97285。

ちょっくらお勉強。 文庫本を中心に何冊か購入。密かに復刊を待望していた岩波文庫もゲット。島田虔次・近藤秀樹校注 宮崎滔天『三十三年の夢』(岩波文庫)、坂本多加雄『市場・道徳・秩序』(ちくま学芸文庫)、川本三郎『今ひとたびの戦後日本映画』(岩…

今日は少し運動した。 さて、山村修『気晴らしの発見』(新潮文庫)は、やや理屈っぽいところもあるが、やはり面白い本だった。首と肩をほぐす運動、浴槽のなかで深い呼吸をする方法、(おまけで)ヨーグルトとビタミンCの摂取。使える方法はけっこうある。…

八重洲古書店で3割引きセールだったので、とりあえず『気晴らしの発見』(新潮文庫)を買ってみたのだが、まだ読み終えていないものの、これはかなり面白い本なのではないか?ストレスに苦しんでいる人は手にとってみる価値があるかもしれない。薄い本だし…

川島雄三『イチかバチか』(1963)

(102分・35mm・白黒)一代で製鋼会社を作り上げ、巨大工場の建設という大博打に出た老社長(伴)と、強引にその誘致を進める市長(ハナ)の駆け引きを描く。大胆な俯瞰ショットが多く、新しい川島映画を予感させるものだったが、公開の5日前にアパートの自…

上野で飲み会

上野にて、skmt氏、shou氏、Hiroumix氏、 N氏と飲む。N君とは久し振り。東京で会うことはこれまであまりなかった。 shou氏の手前、わたしことseiwa(HN)は年金の基本構造を頭に叩き込んでいったわけだが、長期的に維持可能な年金政策を話題にするには、かな…

上野で集まるのって普通どこの場所なんだろう、と思った。明日は一応西郷の銅像付近ということにしたが、あそこに集まることって、余りないのではないか。

川島雄三『雁の寺』(1962)

(98分・35mm・パートカラー)嗜虐的な性向のある禅寺の住職とその愛人の情事を覗く少年僧が、殺人を犯すに至るまでの心理を綴った水上文学の映画化。川島は禅についての本も徹底的に読んで撮影に備えたという。撮影の村井博はキャメラ・アングルに工夫を見…