2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧
勉強してから、御茶ノ水でCDを二枚買い、神保町へ本を漁りに行った。一冊買って、フィルムセンターへ行き、見終わってから、有楽町のウェンディーズで勉強し、帰宅した。納得の一日。 見た映画。 ギターを持った渡り鳥(77分・35mm・カラー) 函館に流れ着いた…
私は超フレックスな非正規雇用従事者なのだが、フレックスなので、仕事前にちょっと勉強していこうとお昼すぎにスターバックスに寄ったら、BGMにどこかで聴いた曲が流れている。ああ、コルトレーンだと思い出して、これはアレ、『A LOVE SUPREME』の一曲目で…
ご好評につき(嘘)、別の角度から。
大ヒット作『ドラゴン桜』の担当編集者が、私の大学時代の同期であると知った。何度か言葉を交わしたことがあるくらいの関係だが、親しい友達の親しい友達といったところで、当時は黄色いメガネをかけていたような記憶が残っている。ああ、彼か、と思った。
なるほど名著。ふざけて書いてあるのが良い。カタい本で知った知識に生彩が与えられる感じがする。日清戦争後に芽生えた国民意識、悲憤慷慨する蛮殻学生から煩悶青年への変化なども、ふーんこんな様子だったんだと納得。戦争ってやっぱりお祭りめいた躁状態…
小宮山書店にて、山本笑月『明治世相百話』(中公文庫)、生方敏郎『明治大正見聞史』(中公文庫)を買う。山本笑月って、長谷川如是閑の実兄だったんですねぇ。
昨日の写真。鬼子母神の銀杏。 雑司ヶ谷墓地にて夏目漱石、竹久夢二、成瀬仁蔵などの墓を発見したが、おかしな場所に座っている猫を発見して、おどろいた。 このように超然とありたいものだ。
苅部直著。今年で没後十年を迎える丸山が、今日なお生命力を保ち続ける「思想家」であることを十分に解き明かした好著。 「超国家主義の論理と心理」(1946)と「歴史意識の古層」(1972)との懸隔それ自体が、丸山の思想家としての本領を指し示すと私は直感…
『丸山眞男―リベラリストの肖像』(苅部直)は名著ですが、コメントは後回し。 あと雑司ヶ谷で撮った猫ちゃんの写真も後回し。
NHKの再放送を続けて視聴。 昨年アメリカと中南米諸国とで会議が開かれ、アメリカがFTAAという自由貿易ブロックを提案したところ、ブラジル、チリ、ベネズエラなどがそれを強行に突っぱねたのだという。アメリカを背後におく軍事政権下で、高い失業率を前提…
政府合弁方式を打ち出したベネズエラの石油政策によって、アメリカ企業が撤退しつつあるなか、中国が主要な取引先となる兆候が現れているらしい。アメリカがチャベスを倒そうとするのも無理はない。ベネズエラが中国に安定的に石油資源を供給することで、中…
NHKでベネズエラのチャベス政権の話をやっていた。ベネズエラは産油国であるが、親アメリカの右派政権のもと、国民に正当な利潤が還元されない構造になっていた。都市に押し寄せた農村出身の人々までは経済的利益が回らず、それらの人々はスラムで劣悪な生活…
1987/西安映画/91分 監督:チャン・イーモウ(張藝謀)/出演:鞏俐、姜文 ○88ベルリン映画祭グランプリ ○88金鶏奨作品賞 ○89百花奨作品賞 ○キネ旬3位 ◇張藝謀の第1回監督作品。鞏俐のデビュー作。ダイナミックな映像美は圧巻。 映画はもうす…
元気だけど話しすぎて疲れた。疲れたので本を2冊買った。 最近これを喜んで聴いている。かっちょいい。ブルックナー:交響曲第6番アーティスト: ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団,ブルックナー,チェリビダッケ(セルジュ)出版社/メーカー: ワーナーミュ…
私は好きでも嫌いでもないのだが、自分なりにポリシーがあることに気づいたので、やや唐突だが、ここで発表しておきたい。 1.同性とはしない。 2.あくまで第三者的な視点で語る。 同性と下ネタ談義をしない理由は、二つある。第一、あまり発見がないこと…
ふと思ったのだが、内政干渉という言葉には気をつけた方がよい。右翼的な論調のなかで、「中韓の内政干渉」などという言説を散見することがある。しかしよくよく考えてみれば、内政干渉といっても、それに影響されなければ、干渉にはならないのである。 そも…
enーtaxi v.14 (ODAIBA MOOK)作者: 柳美里出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2006/06メディア: ムック クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る
『歴史の話』(朝日新聞社)。プラグマティストたる鶴見が、対象を図式的に把握することの問題性を近代日本への批判と絡めて論じるとき、アカデミックな歴史学との対決を通じて(人間理性からの)解放的関心に基づく中世史を構想してきた網野の問題意識が、…
関川夏央『石ころだって役に立つ』(集英社文庫)。「須賀敦子の風景―『遠い朝の本たち』」と「石ころだって役に立つ―『道』」の各章を読む。 前者は須賀敦子ファンは必ず読むべきだろう。私は『遠い朝の本たち』は読んだけど、読点の多さが気になったりして…
みのもんたのトーク番組に出ていた。御法川法男のけがれの只中で、可憐、清純、かわいらしさがほとんど奇跡的だった。そういう演出という意味では、みのはやっぱり上手だった。
『本郷53号』で「近現代史史料の現在」と題する伊藤隆先生の近代日本史史料に関する文章を読んだ。近代日本史料研究会のホームページ。http://kins.jp/image/header.jpg
義務教育の二年前倒し、というのを考えついたらしい。 たしかに個人化が家族の全般的機能を低下させている現状がある。家庭の教育力低下もその例外ではない。では、たんなる旧保守的発想によるのでない政策的手当てはどのようにして可能か。これが問題になる…
観戦。自分が高校生のときには、なぜ野球ばかりが脚光を浴びるのか、卓球の全国大会ではなぜ国民に感動を与えられないのか、と批判的な見解をもっていたものの、見ているとやっぱり感動的だったりする。それに建前であっても、清く正しい高校生像を堅持する…
ロウドウして、疲労回復のために寛ぎまくって、今日は何も勉強してない。 まあいいか、と思うけど、寝る前に何か読もうかな。
フィルムセンターで、高校時代からの友達で大学の学部も同じだったS君を発見した。帰りにいっしょにおそばを食べた。私なんかよりも断然たくさんの映画を見ているし、トルコへの旅行などで見聞も深めているようだ。立派な友人である。マスコミに就職している…
拳銃(コルト)は俺のパスポート(84分・35mm・白黒) 宍戸錠も自らの最高傑作に挙げる和製ハードボイルド・アクション。殺しの仕事の後、その依頼者につけ狙われ、銃撃戦に巻き込まれる無口な殺し屋を、宍戸はその優れた身体性で演じぬいた。1967年は他にも『殺…
東京流れ者(82分・35mm・カラー) 渡世の義理から離れようと旅に生きる“不死鳥の哲”を演じ、渡哲也の出世作となった一篇。鈴木清順の演出は、ドラマの流れよりもシーンごとの色使いや様式性に重きを置き、監督自身も、特に外国の観客に好まれる自作としてこの…
フィルムセンター。ひさしぶり。 刺青一代(87分・35mm・カラー) 『関東無宿』、『花と怒濤』と同様、清順特有の美学が露わになった傑作で、鈴木自身、歌舞伎の様式性を強く意識して作ったという。その美意識は本作に、様々な日活アクションの中でも強烈な個…
下記に日記を追加しました。見てね。(思い出して書いたのでたぶん日付が間違っていると思う。)
おばあさん関連の雑事。駅前のマクドナルドでうなぎ丼の弁当にしてもらった奴を食べる。変な感じがした。