2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

終日キレ気味

えらく不機嫌に過ごしてしまった。 昨日買った。上巻を読み進める。源さん刑事―ヨシイエ童話 (上) (竹書房文庫 (GY-04))作者: 業田良家出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2006/02メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見るこれ、中山康樹の評価はあまり…

本を売却

エイゼンシュタイン『イワン雷帝』を見に行くのもアリだったのだが、本をウルナーラ・ブコフ(無理やり似非ロシア風)で売却する作業を優先させた。76冊処分して1800円程度になった。喫茶店で勉強し、本を新たに5冊買った。

「子供の心が見えない」をめぐる激辛批評

深夜のテレビで学級崩壊に悩む小学校の担任教師のドキュメンタリーが放映されており、興味深く視聴した。学級崩壊は「子供の変質が原因」とする説が根強いが、もしそうだとすると日本中の学校のすべての学級で学級崩壊しているのでなければならない。学級崩…

帰省予定

今年は時間が無いので新幹線で帰ります。8月11日の9時頃に東京駅を出て、11時45分頃に京都に到着、すぐに下鴨神社の古本祭りにバスで直行する予定。今年の盆は奈良も巡ってみようかと思案中。灯台下暗し、ということがあるので。

『戦争と平和』

(425分・35mm・カラー) Война и мир 文豪トルストイを原作に仰ぎ、ナポレオン軍が君臨した19世紀初頭のヨーロッパを舞台に繰り広げられる雄大な歴史絵巻。ソ連の国家事業ともいえる巨大規模で製作され、伯爵の娘ナターシャをめぐる男たちの愛憎を軸に、絢…

テキスト入力欄について知恵を貸してください

編集画面のテキスト入力欄を拡大できるボタンが、「標準」の編集画面にあるらしいのですが、見つけられません。あったらぜひ活用したいので、知っている方がいらっしゃったら、教えてください。お願いします。もしかすると、今のパソコンの状態だと無理なの…

出口裕弘『太宰治 変身譚』

読了。著者はバタイユやシオランの翻訳でも知られる。途中、パリでシオランと交遊した際の挿話もあり、興味深く読んだ。シオランはいいなぁ。・・・じゃなくて、太宰である。 太宰治については、私は愛読者ではまったくなく、家庭教師で中学生に「走れメロス…

デルス・ウザーラ

(143分・35mm・カラー) Дерсу Узала 探検家アルセーニエフとその仕事を助けた猟師デルスの友情を、極東ウスリー地方の大針葉樹林を背景に描いた大作で、風などの自然の表現も素晴らしい。モスフィルムに招かれた黒澤明が、苛酷な長期ロケーションの果てに…

太宰治のナルシシズムは、じつは深い?

朝から仕事。昼、逃避し、小山勉『トクヴィル』(ちくま学芸文庫)の序章と第一章を読む。法律・慣習・思想を生み出す源泉である「社会状態」の概念規定によって、民主制とそれが根付く社会に内在する条件を探求しようとしたトクヴィルは、そのことによって…

上の記事

いちおう、ワードで書いてみた。 このパソコンは、ワードを併用することに関しては、前のパソコンと比較して、それほど苦ではない。むしろ格段に容易だ。 はてなの編集フォームはできるだけ使わない、というルールを自分に課す必要があるなぁ。

阿部良雄あるいは情熱と責任

しばらくネットから遠ざかっていたせいで、読んだ本、聴いたCDなどを記録しないままになっている。東大出版会の『UP⑦』に掲載されていた文章、松浦寿輝「阿部良雄あるいは情熱と責任」もそのひとつだ。と思って、ぱらぱらと見返してみると、こんな感じだ。 …

思いっきりポジティブシンキングでいくと・・・

このパソコンは携帯用にして、大きめのパソコンを買いなおすという手も考えられる。また実家などでパソコンを買い換えるときに、妹なぞにこれを引き渡すことも考えられる。 まあワードで文章を作成して貼り付ければ、何の問題もないわけだが、その手間を払う…

しかし問題が・・・

はてなの編集画面が、このパソコンではあまりに小さくしか出ない。画面は前のパソコンよりも横に大きいのだが、全般的に字が小さくしか写らないのは困ったことだ。もちろん表示は最大にしているし、ワードなどは拡大して使うのだから問題ない。しかしこの編…

パソコンつなげた

やっとパソコンがインターネットにつなげた。その瞬間、狂喜乱舞した。かなりうれしい。 ウィンドウのファイアーウォールとノートンか何かのファイアーウォールを設定していたために、接続がうまくいかなかったようで、そのことは今日ネットの会社で知った。…

検討中

しばらくプライベートモードで試行していましたが、これからも原則それでいこうかなぁ、と検討中です。

とうとうパソコンを購入

昼すぎから秋葉原に出向き、HiroumixとO野くんと駅改札前で待ち合わせ。早速、萌えバーガーを食べに行く。萌えバーガーでO野くんは「萌えバーガー」を食べていたが、私は「あきバーガー」を頼んだ。高いがおいしい。メイドみずから油を飛び散らせてハンバ…

『流れる』補足

小林信彦『昭和の東京、平成の東京』より。 成瀬の描く下町は、つねに、夢がないが、希望も幻想もないその描写は、『流れる』につどめをさす。ドラマティックな要素はほとんど無く、柳橋というきわめて狭い町の中での女たちの、文字通り、流れに身をまかす生…

ほとんど完璧

NHKの朝ドラを見て、二度寝して、クリーニング屋に行って、東京駅に向かう。パイロットの喫茶店で、明日の英語論文を読んでから、『十月のレーニン』を観た。面白い。レーニンがそっくり。本当にあんな革命だったかは疑問。 十月のレーニン(101分・35mm・白…

追記

下に映画関係の記事を2件追記。

益田勝実

昨日疲れて帰宅したあと、眠る前に、益田勝実「国語教師・わが主体」(1961)を読んだ。こんなことが書いてあった。 今日の「基本法」改悪の可能性の危機下での今井誉次郎の簡潔なむだ一つない提唱を、一つの今後のよりどころにしなければならない、とぼくは…

下鴨古本祭り

晩鮭亭さんのブログで気づいたが、8月11日が初日なんだね。これに合わせて帰省せねば。昨年はけっこう良い思い出になったし。 http://d.hatena.ne.jp/seiwa/20050815

このネタはオフレコで

南北線の駅のエスカレーターを上ってくる○○先生とすれ違った。大あくびをしていた。フェミの闘士であり、われわれの抑圧者である彼女の、油断しきった表情。これはめったに見られるものではない。うれしい。

今日も労働

忙しい合間を盗んで、悠久堂書店にて『益田勝美の仕事5 国語教育論集成』(ちくま学芸文庫)と『古本通』(平凡社新書)を買う。 後者は読んだけど、すごく良い本。玉英堂書店の社会科学本が安いのは藤原公任筆『古今集』を一億五千万円で売却したからか、な…

読書

一昨日、シュミット『政治的なものの概念』を105円で見つけ、今日ざっと読んだ。いつか引用してもよいけど、有名な友敵理論には明らかにメディア概念との理論的接続性が見受けられる。国家をアソシエーション的に概念化する18世紀のブルジョワ偏向性をシュミ…

読書つづき

山口昌男『歴史・祝祭・神話』を引っ張り出し、佐々木道誉とトロツキーの部分を読む。レーニン死亡時のトロツキーの回想についてはいずれ『わが生涯』から引用したい。昨日は働き詰めだったが『論座』一月号を昼休みに読んだ。宮台については後回しにして、…

『ストーン』

続けてソクーロフ監督『ストーン』も見た。タルコフスキーの後継らしいが、見るのがつらすぎる前衛作品。これも後日補足。

成瀬巳喜男『あらくれ』(1957)

『あらくれ』も見る。高峰秀子の演技が絶品。詳しく書きたい内容があるので後日。 あらくれ(121分・35mm・白黒) 成瀬がかつて傾倒していた徳田秋声が原作で、高峰秀子が時には激情にも駆られる気丈な大正の女に扮した。『あにいもうと』とは正反対の気弱な旦…

成瀬巳喜男『流れる』(1956)

流れる(116分・35mm・白黒) 落ちぶれかかった柳橋の置屋に暮らす芸者たちの哀歓を、この上なく豪華な女優陣によって綴った大作。人物の視線の交わしあいにストーリーを語らせる成瀬演出が冴え渡るが、大ベテラン栗島すみ子だけは現場でも監督を「巳喜ちゃん…

映画

フィルムセンターに成瀬映画を見にいく。

『ゆれる』

クソ映画(と思わない人は結構多いと思うが)。以下、あらすじ。 都会でカメラマンとして活躍するオダギリ・ジョー(弟)。山梨の田舎で家を継いで、ガソリンスタンドで働く香川照之(兄)。田舎で鬱屈し、輝かしい都会に憧れながらも、それを諦めつつあるひ…