2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

物事を両立するのは難しいなぁ、と最近思っている。頭がうまく切り替わらないし、どうもアノミーな感じがする。あまり考え込まないようにはしているんだが。 ダボス会議でアピールする麻生首相。最近、麻生の顔を見ると、イラッと来るようになった。この期に…

小田基義『ゴジラの逆襲』(1955)

(81分・35mm・白黒)前作『ゴジラ』の大ヒットを受けて急遽製作されたシリーズ第2作。大阪を舞台に、ゴジラと新登場の怪獣アンギラスが壮絶な闘いを繰り広げる。円谷英二が初めて「特技監督」としてクレジットされた。怪獣の動きを左右する着ぐるみも前作か…

『早稲田文学』があったのでパラパラ見る。早稲田大学でのシンポジウムの模様が収録されており、けっこう面白かった。第三パートを中心に読んでみたのだが、批評や思想が成立しうる公共空間をいかに維持していくべきか(とくにネットの住人達との関係におい…

ショーン・ペン『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)

INTO THE WILD 2時間28分 出演 エミール・ハーシュ、ハル・ホルブルック、キャサリン・キーナー http://intothewild.jp/ アラスカの荒野に捨てられたバスの中で、謎の死を遂げた若者の足跡を追った、ジョン・クラカワーのノンフィクション“荒野へ…

『鬼龍院花子の生涯』の夏目雅子を見に行きたくて仕方がなかったのだが、昨日費やした時間のことを考えて、身悶えしつつ、諦める。 『週刊朝日』でミヤテツがワークシェアリング論の問題性について言及し、派遣法改正のレトリックとされた過去の経緯について…

持ち前の過剰なサービス精神を発揮してしまい(多くの場合、それは期待されてはおらず、期待されていない場所でこそ発揮されるわけだが)、まったくの利他的行為に長時間を費やしてしまう*1。実りがなかったというわけではないが、ムムッっていう感じもする。…

なんか太った気がする。栄養摂取を抑え、運動しよう。 ……というぐらい、書くことなし。 井筒俊彦『マホメット』のテンションが異様すぎる。スンナ(慣行)を重んじ、血の共同性たる部族に最上の価値をおくベドウィンの中からどうしてマホメットのような伝統…

森崎東『喜劇・女生きてます』(1971)

主演:森繁久弥、左幸子、久里千春、佐々木梨里、安田道代、吉田日出子、久万里由香、橋本功、原田あけみ、佐藤蛾次郎 「喜劇・女シリーズ」の第二作。ストリッパー幹旋所「新宿芸能社」を舞台に、ヤクザのヒモ・梅本に悩まされる好子、短大出のインテリで玉…

森崎東『時代屋の女房』(1983)

主演:渡瀬恒彦、夏目雅子、津川雅彦、中山貴美子、趙方豪、大坂志郎、初井言栄、藤木悠 藤田弓子、朝丘雪路 古道具屋“時代屋”を営む安さんのところに、謎の美女・真弓が現れる。一切の素性を語ろうとしない真弓を安さんは快く受け入れ、やがて二人は夫婦の…

薬を飲んでオカシクなっているせいか、最近、自分がやたらとキライになっているので、気分を晴らすべく、本を二袋売り払った。スッキリ。 渋谷の電器屋で大相撲千秋楽を鑑賞。本割では白鵬にあっけなく敗れた朝青龍だったが、決定戦では、鋭く前みつを取り、…

気分的な問題が生じ、ついつい○○前を素通りしてしまう。ひさびさに神保町。小宮山書店がオバマも驚くんじゃないかというほど、チェンジしていた。ヴェルジェ『入門 十二世紀ルネサンス』(創文社)など、数冊購入。 喫茶店でこなすべき作業をこなしていると…

10612。756097+10612=766709。未処理(2)。

頼まれ事。追加情報を確認して、じゃまくさいな〜と心底思う。 某友人と話す。どんどんスピリチャル化してるんだが、止めなくても大丈夫だろうか?私もアニミズム好きなので、基本的にスピリチャルには寛容&積極的だが、さすがに相手のガードが下がりすぎて…

三隅研次『大魔神怒る』(1966)

(79分・35mm・カラー)シリーズ第2作。火口湖の中央にまつられた守護神が、人々を隣国の悪領主から守るため立ち上がる。回を重ねるごとに手が込んでゆくブルーバック合成の水準の高さが話題を集めた。本作では、湖が二つに割れて大魔神が登場する場面が最大…

安田公義『大魔神』(1966)

(84分・35mm・カラー)巨大な石像の武神が目を覚まし、領主の圧政に苦しめられた民衆を救う。「ゴーレム」の伝説を時代劇の世界に移植した特撮映画(特技監督は黒田義之)。大映は東京撮影所の『ガメラ』に続き、京都撮影所から本作を発表、『大怪獣決闘 ガ…

15917。740180+15917=756097。未処理。

オバマ大統領

1月20日正午すぎ、バラク・フセイン・オバマ大統領が誕生。 ……政府はやれること、やらなければならないことをやるが、詰まるところ、わが国がよって立つのは国民の信念と決意である。堤防が決壊した時、見知らぬ人をも助ける親切心であり、暗黒の時に友人が…

12490。727690+12490=740180。処理済。

母娘関係は難しい

斎藤環『母は娘の人生を支配する』(NHKブックス)。腐女子のやおい趣味は、<(1)「関係性萌え」(男性は対幻想に基づく「キャラクター萌え」)+(2)自分の主体のポジションを消去する「他者の享楽」という享楽形式(男性は男性視点に自己同一化す…

川勝義雄『中国人の歴史意識』(平凡社ライブラリー)は色々と考えさせられる本だ。「司馬遷の歴史観」「司馬遷とヘロドトス」を読むと、たしかにヘロドトスがギリシャ思想において継承されなかった一方で(アウグスティヌスまで??)、司馬遷の歴史観の場…

マイク・ニューウェル『コレラの時代の愛』(2007)

Love in the Time of Cholera 2時間17分 出演: ハビエル・バルデム、ジョヴァンナ・メッツォジョルノ、ベンジャミン・ブラット http://kore-ai.gyao.jp/ 激化する内戦とコレラの蔓延に揺れるコロンビアを舞台に、622人の女性と関係を持ちながら、初恋の…

中沢新一『アースダイバー』(講談社)は、皆さん、すでにお読みになったでしょうか?わたしはこの本を読んで、ものすごく感心したのである。 洪積層と沖積層の境界には、縄文文化の神話的想像力がしまい込まれており、それは深いところで、現在の東京を規定…

森崎東『生まれかわった為五郎』(1972)

主演:ハナ肇、緑魔子、財津一郎、殿山泰司、都家かつ江、北林谷栄、三木のり平 国民的人気を誇ったテレビ番組「ゲバゲバ90分」のキャラクター・為五郎をハナ肇が演ずる、ドタバタ喜劇シリーズの第五弾。ベッドのセールスマン・犬丸とホステスのシカ子の仲を…

森崎東『生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言』(1985)

主演:倍賞美津子、原田芳雄、平田満、泉谷しげる、片石隆弘、竹本幸恵、久野真平、小林トシ江、左とん平、上原由恵、梅宮辰夫、小林稔侍、殿山泰司、乱孝寿 旅回りのダンサー・バーバラが、久々に名古屋に帰って来た。彼女は、原発を転々と渡り歩く“原発ジ…

味覚・聴覚は回復し始め、熱が原因だと思われる頭痛もマシになったのだが、狂ってしまった身体感覚が着地点を見失っている。風邪の症状を超えて、精神的にも不安定ゾーンに突入している気が…。自分が何をしたくて何がしたくないかが分からなくなってしまって…

森崎東『ニワトリはハダシだ』(2003)

主演:浜上竜也、原田芳雄、倍賞美津子、肘井美佳、加瀬亮、石橋蓮司、余貴美子、守山玲愛、李麗仙、塩見三省、岸辺一徳、柄本明、中川梨絵 潜水夫のチチ・守と二人暮らしをする15才の少年・サムには、別居している在日朝鮮人のハハ・チンジャと妹の千春がい…

森崎東『喜劇・女は男のふるさとョ』(1971)

主演:森繁久弥、中村メイコ、倍賞美津子、緑魔子、河原崎長一郎、伴淳三郎 ストリップ斡旋所・「新宿芸能社」を営む金沢夫婦は、踊り子たちに父さん母さんと呼ばれ慕われている。ある日、旅回りに出ていた踊り子・笠子が戻ってくるが、やくざに捕まって暴力…

シネマヴェーラで下記二作品を鑑賞。森崎映画は待望していたのだ。 森崎東、倍賞美津子、山根貞男のトークショーも聴く。倍賞美津子は可愛らしくて、素敵な人だった。倍賞美津子が包丁を手にするシーンに青山シンジが「号泣」したという話の真偽に、監督がこ…

本多猪四郎『モスラ対ゴジラ』(1964)

(89分・35mm・カラー)『キングコング対ゴジラ』の成功を受けて作られた本作では、キングコングとの闘いで傷つき凶暴化したゴジラを悪役として際立たせ、平和の守護神モスラと対決させている。ゴジラが干拓地の地中から出現する迫力のシーンでは、着ぐるみ…

「議員定数削減と一院制の実施」を選挙公約にすべしと小泉が主張しているらしい。論点すりかえの妙も含め、相変わらずの天才的な反射神経だ。麻生は消費税で自爆? ブログの引っ越しをしたい。精算して、リスタートしたい。 「モスラ〜、Ya!、モスラ〜」とい…