森崎東『喜劇・女生きてます』(1971)

主演:森繁久弥左幸子久里千春、佐々木梨里、安田道代、吉田日出子、久万里由香、橋本功、原田あけみ、佐藤蛾次郎
「喜劇・女シリーズ」の第二作。ストリッパー幹旋所「新宿芸能社」を舞台に、ヤクザのヒモ・梅本に悩まされる好子、短大出のインテリで玉の輿を狙う幾代、人は良いが少々頭が足りない美少女・ポチという踊り子の三人三様の生き方を描く。好子は互いに孤児院育ちという生い立ちの梅本と縁を切ることができないでいるが、梅本の子を中絶した好子が海辺の病院に入院したことから、他の二人の人生にもそれぞれ変化が生じ…。 (CV)

『女は男のふるさとョ』と同じく、素晴らしかった。好子と夫のヤクザ、幾代、ポチ、それぞれが素晴らしい。インテリストリッパー・幾代はすごい力のあるキャラだと思ったし、ポチのアホ美少女ぶりもたまらなかった。好子のヒモになっているヤクザが新宿芸能社を破壊しまくるシーンも面白かった。森繁久弥は相変わらず素晴らしいなぁ。
映画の流れがおかしくて、フィルムに問題があった可能性もあるみたいだった。