2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

プラグマティズムって超越的なものの位置づけがカルヴィニズムと似ているよなとふと気づく。そしたらこんな記述が…。「宗教的諸理念の意味を、それが生において確証される度合いに応じて「プラグマーティッシュ」に評価するジェイムズは、まぎれもなくそのピ…

7843ポイント。7843+258472=266315。

今日はけっこう勉強が進んだような気が…。 加藤陽子『戦争を読む』(勁草書房)が面白かった。福田和也が『週刊新潮』で薦めていて、どれと思って読んでみたら、加藤が福田を誉めているというマッチポンプ。でもこのクオリティーだったら、マッチポンプでも…

『フラワー・オブ・ライフ』の三巻を読み終わってから、これも読んでみた。良いねえ。親子関係を扱った章も面白かったし、社会主義者の孫のお嬢さんが「分けへだてが出来ないから恋愛が出来ない」と遁世する章も面白かった。「人類みな平等」と考えるヒュー…

吉田喜重『煉獄エロイカ』(1970)

(118分・35mm・白黒)戦後革命運動の中で挫折を強いられた男が、妻の連れてきた少女や昔の同志との対面を通じて、その“亡霊”に直面させられる。山田正弘は『エロス+虐殺』や『告白的女優論』に至る、挑発的な吉田喜重作品を形作った脚本家で、現代詩の詩人…

ロバート・アルトマン『今宵、フィッツジェラルド劇場で』(2006)

A PRAIRIE HOME COMPANION 2006年 1時間45分 監督:ロバート・アルトマン 出演:メリル・ストリープ、リリー・トムリン、リンジー・ローハン 親しまれたラジオ番組のオンエア最終日に集まった、常連ミュージシャンや裏方たち………

必要があって「誰もが知っている社会科学の古典」を5年以上ぶりくらいで読んでいるのだが、やっぱり難しい。本文は理解できるが、注になるとあやしくなってくる。 「週刊プレイボーイ」で宮崎哲弥が「小池VS守屋」抗争について書いている。「はっきりいえば…

超オススメマンガ

川上弘美が前に薦めていたので読んでみる。『イキガミ』を薦めてきた知り合いの鑑賞眼に懲り気味の私だったが、さすがは川上弘美、これはとっても面白い。ボーイズ・ラブの萌えポイントが初心者にもよく分かる優れもの。少女マンガに特有の感情の豊かさにも…

飯田橋に行こうと思ったんだが、防寒着を忘れたのに気づき予定変更、引き返す。 中村政則『戦後史』(岩波新書)を復習のつもりで読んだら、いろいろと新発見。良い本です。浅井良夫『戦後改革と民主主義』(吉川弘文館)、西田美昭『近代日本農民運動史研究…

増村保造『卍』(1964)

(90分・35mm・カラー)弁護士の妻が、同じ絵画学校に通う女性に魅了されるまま同性愛に深入りし、夫なども巻き込んだ四角関係に突き進んでゆく。若尾文子から発散される妖艶さを正面から受け止めた岸田今日子の演技も絶品である。小林節雄は市川・増村作品…

立川談春

8月26日(日)県民ホール寄席 立川談春独演会「談春夏まつり」 神奈川県民ホール(小ホール)17:00開演 志ん朝ゆかりのホールということで、この演目(写真を見比べてね)。二番目の演目の前には、談志師匠と志ん朝師匠の比較論に始まって、柳家小さ…

『中央公論』を読んでいたら、岡崎武志氏のコラムがあった。藤原紀香の本をメインに扱った文章だったのだけど、かなりいまいちというか、反感さえ覚える内容だった。対象の俗物性を批判する際には、それなりの批評性が必要だと思うが、そういう批評性を欠い…

勅使河原宏『砂の女』(1964)

(147分・35mm・白黒)昆虫採集のためにやって来た砂地で民家に軟禁状態になり、もがく人間像を描いた安部公房の名作に勅使河原が挑んだ一篇。幅広く、そして力強い演技で高く評価された岸田今日子は本作では、殺気立った様子で男を逃すまいとする女を熱演し…

改装前の大丸で商品券を使うために、高山宏『近代文化史入門』(講談社学術文庫)を購入。フランスにおいて言葉と物を媒介する表象がうまれた、とするフーコーの議論を、「1660年代のイギリス」を焦点として歴史的に補完する試み。たいへん面白い。「見る」…

実相寺昭雄『帝都物語』(1988)

(135分・35mm・カラー) TBSの演出部でディレクターとして活躍の後、自ら設立した実相寺プロで、初期には日本の精神風土に基づくエロティシズムを追究した実相寺昭雄。本作は大正時代の帝都・東京の破壊勢力と防衛勢力が超能力で衝突する大ヒット作。ネガ編…

阪神ヤクルト戦

【阪神】関本の無失策記録ストップ 2007年8月23日(木) 23時26分 日刊スポーツ <ヤクルト8−1阪神>◇23日◇神宮 阪神関本が更新し続けていた、二塁手としての連続守備機会無失策のセ・リーグ記録が804(連続シーズン)で途切れた。7回無死一、二塁で…

『英国流立身出世と教育』

小池滋『英国流立身出世と教育』(岩波新書)、読了。好著。名著かもしれない。英国の階級社会の現実、19世紀以来の教育システムの展開、ガヴァネスの苦境、ケイ・シャトルワースの公教育システムによって生み出された小学校教師の人格破綻等々、よく分かり…

マンキウィッツ『裸足の伯爵夫人』(1954)

公開:1954年 監督:ジョセフ・L・マンキウィッツ 主演:ハンフリー・ボガート、エヴァ・ガードナー、エドモンド・オブライエン、ロッサノ・ブラッツィ、マリウス・ゴーリング、ヴァレンティナ・コルテーゼ 偶然映画に出演し、一躍大スターとなった裸足のダ…

スコセッシ『レイジング・ブル』(1980)

公開:1980年 監督:マーティン・スコセッシ 主演:ロバート・デ・ニーロ、キャシー・モリアーティ、ジョー・ペシ、 フランク・ヴィンセント、ニコラス・コラサント ミドル級ボクサー、ジェイク・ラモッタの壮絶な半生が描かれたボクシング映画。“怒れる牡牛…

とりあえず生きてます、ということで。 東京は夜になっても暑いし、空気も汚いねえ。 でも人はおどろくほど上品。

食べる

鰺の酢でひたしたやつの残り、餃子、焼き魚などを食らう。鰻は明日の昼に取っておく。

難波

難波に行く分には「暑さ問題」はそれほどでもない。写真を現像し、コーヒー館で勉強。ブックオフを覗く。小泉八雲の松江本に関心が引かれるものの、購入せず。帰宅して、焼き肉を食らう。美味い肉だった。

オープンハウス

昼、全員でお好み焼き屋に行く。傍若無人に食らう。 その後、ボロボロの隣家を見学。お化け屋敷気分を堪能してから、皆で記念撮影。

プール

墓参り。甥っ子のためにプールを膨らませる。甥っ子はジジイに水を浴びせつけられる。 『イキガミ』、誉めてる人がいたので読んでみるが、ちっとも面白くない。後日、漫画を置き去りにする。

古本目録

http://d.hatena.ne.jp/seiwax/20070821

東大寺

二月堂。暑すぎるっての。 芸術写真の後、万燈会。

司馬遼太郎

司馬遼太郎記念館を再訪。二回目でもけっこう面白い。 へんな看板を発見。東大阪テイストですかこれは? 八戸ノ里のモスバーガーで涼む。この日も暑い。大正ではいろんな意味で死にそうになった。 帰宅後、春巻きとから揚げを食らう。

バーミヤン

連日、バーミヤンでドリンクバーと杏仁豆腐を注文し続けることに。

金魚すくいに行く

これぞ大人の夏休み。金魚すくいに行く。金魚やどじょう以外にも、絶滅危惧種の小魚などがとれた。アメリカザリガニ、日本ザリガニは、腐るほどとれた。

変なおっさんにつかまる

大将のまがい物のような店に入り、吐きそうになる。欧米人への行き過ぎた差別発言にも辟易。帰ってから「口直しに」餃子を食らう。