立川談春

8月26日(日)県民ホール寄席 立川談春独演会「談春夏まつり」
神奈川県民ホール(小ホール)17:00開演


志ん朝ゆかりのホールということで、この演目(写真を見比べてね)。二番目の演目の前には、談志師匠と志ん朝師匠の比較論に始まって、柳家小さんの話に。「誰もがその文章をマネしたくなるが、マネして物になった人はいない」という色川武大と同じことが、柳家小さんにも当てはまるそう。談春師匠が、長嶋茂雄に見惚れるようにして小さんから教わったというのが、『蒟蒻問答』とのこと。
最初の『粗忽の使者???』は、2、3週間前に志ん朝のCDを聴いていたところだったので、違いを楽しむ感じで聴いていたのだが、正直清兵衛の造型が志ん朝よりもくだけていたように思った(本人はパクリだとおっしゃってたっけ?)。クソ真面目な噺だが、志ん朝談春の系譜を垣間見たという意味では貴重だったのかもしれない。『粗忽の使者???』の前の安倍自民党小池百合子の話、朝青龍相撲協会の話も、ゲラゲラ笑えた。