2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ほかによんだ本

いま家にいないので、まったく思い出せません。

最近読んだ本

昨日読んだ本。旧教養主義から新教養主義への時代の転換を、渡部昇一の『知的生活の方法』を引き合いに出しながら論じていたのは、説得的でした。新書百冊 (新潮新書)作者: 坪内祐三出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/04/10メディア: 新書購入: 2人 クリ…

最近読んだ漫画

やっぱり良いですね。水木しげる。京極夏彦が選ぶ!水木しげる未収録短編集 (ちくま文庫)作者: 水木しげる,京極夏彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/12メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (15件) を見るやっぱり良いですね。表題作の「…

見る予定

スパイ(126分・35mm・白黒) LES ESPIONS閑古鳥の鳴いていたパリ郊外の病院に、一人の男をかくまってほしいとの依頼が入る。やがて、安価な原子爆弾の製造法を編み出した科学者をめぐる国際的なスパイ戦へと展開、不条理と不安感の入り交じるサスペンス劇へと…

やっぱりプラグマティスト

自分のことをそう思う。 概念的な腑分けに対する極端な怖れがある。 その場合、「バカ」であっても別に構わない。

思いつき

「休日」について調べて見たら、相当面白いと思うのだが。

『ぶどう月』(1919)

フィルムセンター。もはやここの専門学校生だから。149分。長い。 無声映画。ドイツに攻めたてられ、南仏に逃れる人々。川から眺める景色が綺麗。人々はぶどう農園で収穫期の季節労働者として雇われる。 一方、ベルギー人に成りすました脱走ドイツ兵が二人、…

壊れた

パソコンが壊れた。電源は入るが、その先が動かない。危篤なのか。それとも臨終なのか。

軽く頭痛

自転車での帰り道、後ろからH先生が自転車でやってきた。 「ボクのゼミ、リタイア?」 今日は出られなかったのである。 「いえ、今日はいそがしくて…すみません。」 先生は自転車で並んで、 「○○くん、書いたものあったら持ってきてよ。楽しみにしてるから…

ブラジル戦

生活リズムが壊滅しているので、平然と見た。 さすがに本場のサッカーは違う。ずっとロナウジーニョ、ロナウド、ロビーニョの妙技に見とれていたら、突然玉田がゴールしたので、びっくりした。 あれは、サントスのパスが決め手やったね。…って、やっぱブラジ…

公教育のコスト意識

「ニュース23」で、財政削減のため、教職員給与のカットが予定されていると報道されていた。根本に立ち返って考えることが必要だ。 私立や塾などに注がれている資金・エネルギーは、公立学校の魅力が乏しいがゆえに支払われているダブりの資源である。公立…

雑感

本来、F・リンガー『読書人の没落』についてメモすべきだが、後日に回す。 奈良の事件で、母校の後輩が逮捕されたらしい。テレビから知った先生の声が流れている。

雑読

陳寿の正史『三国志』に戻って、『三国演義』によって作られた劉備=善、曹操=悪の図式が訂正される。それをふまえ、曹操とその子(曹ヒ、曹植)の詩人としての側面に光が当てられる。五言詩というジャンルは彼らによって開かれたものらしい。また曹操は宦…

『南方熊楠』

鶴見和子。好著だった。いくつかメモ。 粘菌研究について、柳田への手紙のなかで語ったこと。 小生は元来はなはだしき癇癪持ちにて、狂人になることを人々患えたり。自分このことに気がつき、他人が病質を治せんとて種々遊戯に身を入るるもつまらず、宜しく…

具合が悪い

昨日の一件をきっかけに一気に調子が悪くなり、あらゆることに対して自責の念が生じるようになってしまった。持ち直すまでは、持ちこたえるしかない。 神保町の「スゐートポーズ」で餃子定食を食べる。あの小さいコップで麦茶を飲むと、なぜか安心する。

regret

関係ない、と言ってしまえば、それで済む話なのだが、ひとつ小さな判断ミスを冒した。悔やまれる。 考えすぎないで行動に移すことも大切だ。大胆さに欠ける自分を呪う。 あれでなにも問題がなければ、良いのだが…。

バイシクル

帰り道、自転車に乗っていたら、自分はいま確かに自由だ、という気分がした。 大塚に寄って買った本。これから眠る前に読む。遠い朝の本たち (ちくま文庫)作者: 須賀敦子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2001/03/07メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 22回…

談志「情熱大陸」

舐めた飴をいったんしまってるところを、執拗に映していた。食い物を粗末にしてないのは、やっぱりえらい。楽屋裏の師匠の姿は、貴重な映像。 こんなにいい番組作れるのに、なぜ「ニュース23」なのか。TBS。

手歩鈍

ジョンイル、サッカー見てたんだと思う、たぶん。イルボン弱いの、ばれちゃったんだね。シュートくるよ。フリーキック。

夜行性

夜が明ける。 日暮れが遅く、夜明けが早いのが、この季節だ。 短い夜を、ずっと起きて過ごす。もちろん、これから眠るのである。でも、これからながい日中があるのだと思うと、錯覚にすぎないのに、ヘンな心のゆとりが生まれてくる。 ラフマニノフ「交響曲第…

面白い

相変わらず面白い。クロアチアのくだり。 http://d.hatena.ne.jp/kakiko/20060616

ドトールにて

「犯罪被害者補償金?目当ての偽装連続殺人事件」というストーリを、僧籍のランクが上がったHiroumix氏から聞く。さらに小説家的妄想を働かせると、「誰でも良かった二人目は、痴情の縺れから選ばれた」となる。 にしても世間は騒ぎすぎ。

小室直樹(必読!)

そういやァ、落語立川流顧問の天才・小室直樹。小室先生と飲むと、軍歌ばっかり。 二人で唄ってると、こちとらのほうが歌の記憶力はいいから、“こら、小室、歌詞(うた)が違っとるぞ ” てなことをいうと“ はい!” ってな返事の小室二等兵。 二人ベロンヽヽ…

「太田光の限界」補足

家元の発言。 ……「芸人は発光体」なんだ。 光をこっちから当てるんだ。結果、拒否されるかもしれない。眩しくって顔を反(そむ)けられることにもなるだろう。でも芸人は、芸術家は、己(おのれ)が考えたものが向こうに合うか合わないかを問うのである。そ…

『談志絶唱 昭和の歌謡曲(うた)』

「佳作」って、よく見ると上品な文字だけど、まさにこの本はそういった感じ。感性だから何ともいえないが、分かる人にしか分からない味があると思う*1。 人間は未練で一生を生きるのである。(251) この一節が全体の基調。 家元は今、痛烈に感じている。周…

よもやの逆転負け

阪神タイガースvs楽天イーグルス、7―8。沖原のサヨナラヒット。野村―沖原が古巣阪神相手に意地を見せた。 日本vsオーストラリア、1−3。試合前、2−1でオーストラリアの勝ちを予想した私は、豪州の3点目に肩を落としたのだった。 明らかに、体格の違い…

昨日買った本を読む。

『地中海』(好著!)と『父と娘の法入門』(好著!)は半分くらい。あとはだいたい読了した。 小林信彦の本を読んで、この人の考えていることが少し分かってきた。しかし、本当にはよく分からないところがまだ残っている。関東大震災、東京大空襲、東京オリ…

月島・『商船テナシチー』

フィルムセンターで『商船テナシチー』を見た。双葉十三郎さん、絶賛の作品。眠かったせいもあって、私はピンと来なかった。でも、いい映画だとは思う。 一仕事終えて、月島へ。チーズもんじゃとお好み焼きを食べる。付近を散歩する。途中、可愛いミニチュア…

乃木の殉死が完成させたもの

『明治大帝』。多木浩二『天皇の肖像』も好著だが、図式的すぎる。明治天皇の人間性を内在的に読み解くことが、近代日本を思考することとダイレクトにつながることを示した点において、『明治大帝』は多木の作品を凌駕する。 天皇の位置づけは明治以来揺れ続…

完全休養日

蓄積していた疲労のせいで、夕方まで起き上がれず。音楽を立て続けに聴く。昨日買った『Miles Davis VOL.1』の7曲目、「Dear Old Stockholm」の3分30秒すぎに、耳慣れた民謡のようなメロディーがワンフレーズだけ出現するが、この元ネタが何なのか激しく気に…