夜行性

夜が明ける。
日暮れが遅く、夜明けが早いのが、この季節だ。
短い夜を、ずっと起きて過ごす。もちろん、これから眠るのである。でも、これからながい日中があるのだと思うと、錯覚にすぎないのに、ヘンな心のゆとりが生まれてくる。
ラフマニノフ交響曲第2番」を聴く。夜明けの気分にピッタリ。