2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

岩井俊二『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(1993)

(日本 45分)監督・脚本 岩井俊二 音楽 REMEDIOS 出演 山崎裕太/奥菜恵/半田孝幸/小橋賢児/ランディ・ヘブンス/山崎一/田口トモロヲ/麻木久仁子/ 光石研 演技がヘタクソな奥菜恵だが、小学生役はまさに絶妙の配役。前半は自主映画風の雰囲気だが(…

ロブ・ライナー『スタンド・バイ・ミー』(1986)

(アメリカ 89分)原作 スティーヴン・キング 脚本 レイノルド・ギデオン/ブルース・A・エヴァンス 出演 ウィル・ウィートン/リヴァー・フェニックス/コリー・フェルドマン/ジェリー・オコンネル/キーファー・サザーランド/リチャード・ドレイファス …

今日は早稲田松竹に行った。奥菜恵って、あんなに可愛かったんだなぁ。昔のコメント欄が熱くなっているので、興味があればご覧ください。

ひたすら作業。いま読んでいる思想家は、超越性の次元の設定が極めて独特。あらゆる思想は、超越性をどこにどう設定するかによって、その理論の質が決定してくるわけだが、その意味では第一級の水準に達している。マニアの間でしか注目されていない人だけど…

ひたすら作業の一日。昼、いつもと気分を変えて、食堂で味噌ラーメンを食らう。ものすごくお腹がいっぱいになって驚く。 夜、物凄い雷雨。閉じ込められる。雨は涼しくなるので素敵。

14744。408344+14744=423088。本日分未処理。

「夜スペ先生、大阪で暴れて」橋下知事が協力打診

大阪府の橋下徹知事が、進学塾と提携した有料特別授業「夜スペシャル(夜スペ)」を発案した東京都杉並区立和田中学校の藤原和博前校長(52)に対し、府の特別顧問などへの就任を視野に教育改革施策への協力を打診していることが28日、分かった。夜スペ…

「NHKスペシャル 四大文明 メソポタミア」

一粒の麦と泥の出会いから世界最古の文明は始まった。約1万年前、肥沃な三日月地帯と呼ばれる丘陵地帯で麦の栽培を始めた人類は、約7千年前、チグリス・ユーフラテス川下流域のメソポタミアの平原に移住し、肥沃な泥と出会い、灌漑を行い、麦の収穫を飛躍…

いつも2万円とか2万7千円とかで出ている本が、「日本の古本屋」で12000円で出ていたので、思わず注文してしまった。安いと思ったけど、定価は2300円なんだよな〜。 福本伸行『涯』を読んだ。福本作品はいつも高水準だが、内容的には『カイジ』の方が上回って…

市川崑『悪魔の手毬唄』(1977)

出演:岸惠子(青池リカ)、北公次(青池歌名雄)、永島暎子(青池里子)、仁科明子(別所千恵)、渡辺美佐子(別所春江)、小林昭二(日下部是哉)、常田富士男(別所辰蔵)、大和田獏(別所五郎)、高橋洋子(由良泰子)、草笛光子(由良敦子)、頭師孝雄…

市川崑『犬神家の一族』(1976)

出演:石坂浩二(金田一)、島田陽子(珠世)、あおい輝彦(佐清)、高峰三枝子(松子)、三条美紀(竹子)、草笛光子(梅子)、川口晶(小夜子)、坂口良子(那須ホテル女中・はる)、地井武男(佐武)、川口恒(佐智)、寺田稔(猿蔵)、大関優子→現・佳那…

調子にのって新文芸坐に市川崑を見にいってしまった。新文芸坐があまり得意じゃないのと推理小説がそこまで好きじゃないのとで、思ったよりは不発だったかもしれない。市川崑の気取ったテクニックも斬新には感じるが、ボクはそういうのを喜ぶ映画の見方はあ…

シネマヴェーラに行ったら、映画開始前に「タンホイザー」が鳴っており、『ルードヴィッヒ』が見たくなった。最近、ワーグナーの「ジークフリート牧歌」をフルトヴェングラーで聴いたら、フルトヴェングラーってやっぱりすごいなと感心。グールドのピアノ・…

ジュゼッペ・トルナトーレ『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989)

主演:フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオ、マルコ・レオナルディ、アニェーゼ・ナーノ、プペラ・マッジオ、レオポルド・トリエステ シチリア島の少年サルバトーレは、映画館パラダイス座の映写技師アルフレードを慕って自身も映…

飲み会。毒を吐きまくって、とても楽しかった。それにしても、自分のモノの考え方が、最近、若干変わったな、と少し思う。前の土曜日も「パトスだ、ポエムだ」と話して、shou氏に「こんなこと言う人だったっけ?」と言われたが、たしかに、ちょっとずつ、色…

スピリチャル殺人

就寝中の父親を女子中学生が刺殺したという事件があったが、あれは「スピリチャル殺人」なのではないか?と疑っている。「人は死んでも生き返る」と信じている子どもがいるようだが、脱魔術化としての近代は終了し、世界は再魔術化しつつある。動機が不明な…

昨日、渋谷の店に大事な本を忘れてきたことに気付き、慌てて電話したら、幸いにも「ある」との返事。急いで取りに行く。 今日は水泳をした。1時間ほど泳いだが、肩こりには効きそうだ。これからも続けようと思う。 ところで、水着に着替えるために更衣室を…

ルキノ・ヴィスコンティ『山猫』(1963)

主演:バート・ランカスター、アラン・ドロン、クラウディア・カルディナーレ、リナ・モレリ、パオロ・ストッパ、ジュリアーノ・ジェンマ、オッタヴィア・ピッコロ 19世紀後半のイタリア統一戦争時代のシチリア。名門貴族・サリーナ公爵は、貴族支配の時代が…

最近、聴いた落語。 古今亭志ん生「妾馬」「芝浜」 昭和33年の録音だが、子どもが物凄い勢いで笑っている。子どもが笑えそうな部分だけ笑うので、それが面白い。 談志百席「三人無筆」(33)、「四宿の屁」「三国誌」(31) 落語の業界用語で、ウンコをする…

宋があつい

それにしても、宋はアツイなぁ、と電車内読書でつくづく思う。魏晋南北朝時代に仏教や道教が盛んになり、衒示的な文化消費の一環として、礼教ブームが生じた(対抗勢力としての竹林の七賢人)。その後、宋代に入って、空疎な礼式の批判もあって、内面重視の…

フェリーニの映画を見に行きたかったのだが、少しでも作業を前進させる必要があったので、断念。悲しい。

作業。帰宅途中、いろいろ思い浮かんだので、筋書きをメモするが、うーん、うーん、うーん、どうも論理が一本抜けている感じがする。明日また考えたい。 モナ岡こと二岡が一軍復帰後、初ヒット。甲子園球場がどんな感じになるのか知りたくて仕方がなかったが…

衣笠貞之助『雪之丞変化[総集篇]』(1935)

(97分・35mm・白黒)朝日新聞に連載された三上於菟吉の小説を映画化。林長二郎が復讐心に燃える歌舞伎の女形・雪之丞とその母親、やくざ者の闇太郎の三役を演じて魅力を存分に発揮した。松竹創立以来の収入で、蒲田から大船への撮影所移転費用を一度に稼ぎ…

松井冬子

昨日の深夜、松井冬子という日本画家の特集をやっていた。この人は内臓が飛び出ている女の人、みたいな怖ろしい絵を描くのだが、過去にボコられた暴力体験があり、それをモチーフに暗い情念を表現しているのだそうだ。「自傷系アート」として注目を浴びてい…

ひさびさに坪チャンの本を買ってみる。写真は良いのだが、今年五十歳の人間が二十代の記憶の再現にいつまでもこだわる、というのは、どうなんだろうか?これは説明を要するというか、そこの部分の自意識が欠けていると、読んでいてときどき鼻につく箇所が出…

上野で集会

夜、上野の集会へ。shou氏とskmt氏とバンブーガーデン。某ヤバイ話を独演会形式で披露させていただく。Hiroumixが大遅刻のすえに到着の後、宮崎市定の漢=古代説、内藤湖南の応仁の乱理解など、井上章一『日本に古代はあったのか』(角川選書)の話を紹介す…

昼間、うんうん唸りながら作文。コレはやはり良い。Genius of Bud Powellアーティスト: Bud Powell出版社/メーカー: Universal I.S.発売日: 1992/07/28メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る

高温多湿すぎて不快。作業の綱渡り具合が不快。ポニョポニョうんぬんと幼児の調子っぱずれな歌声が耳にこびりついて超不快。 ポニョポニョについては、その舌っ足らずさ具合を含めた再現が可能なほど毒されてしまっている自分がいる。テレビの影響力は本当に…

22535。385809+22535=408344。未処理。

『足利義満 消された日本王国』

東アジア国際秩序への参与者として義満を捉えつつ、今谷明氏の「皇位簒奪計画説」に疑義が示される。 天皇に対する革命理論として「野馬台詩」を重視する今谷説だが、義満は『孟子』の経学解釈をふまえていたがゆえに、『孟子』の放伐説を取ることはなかった…