ひさびさに坪チャンの本を買ってみる。写真は良いのだが、今年五十歳の人間が二十代の記憶の再現にいつまでもこだわる、というのは、どうなんだろうか?これは説明を要するというか、そこの部分の自意識が欠けていると、読んでいてときどき鼻につく箇所が出てきてしまう。

東京

東京

八重洲古書センターで、小林信彦『コラムにご用心 エンタテイメント評判記1989−92』(ちくま文庫)、粕谷一希『戦後思潮 知識人たちの肖像』(日本経済新聞社)を購入。ボクは粕谷一希をあまり評価していないが、この本はそれなりに意味のある本のように感じた。