落語

NHKの再放送で柳家小三治の特集。師匠の小さんに「おまえの落語は面白くネェな」と言われ、とても苦しんだらしい。他人の苦悩にやたらと共感するようになっているので、ひどく感情移入してしまった。落語CD「宗論/出来心」は途中で眠ってしまったので、もう…

前号『文芸春秋』に談春の写真コーナーがあり、そこに親子会での談志師匠が映っていたのだが、「ああ、これはもうすぐ死ぬわ」とボクは反射的に感じたのだった。あまりに不吉なので言わなかったけれど、今日読んだ『週刊文春』の談春インタビューでは、「あ…

政権をはじめとして色んなものが崩壊している中、ボクはといえば、昨日の雨でスベって転び、どうやら太ももに軽い肉離れが生じた模様。階段登るのがツライよう。 1999年に録音された古今亭志ん朝「お見立て/火焔太鼓」を聴いたのだが、若い頃のCDと比較する…

「立川談志ひとり会 第二期第十八集 芝居の喧嘩/権助提灯/対談・桂文楽」 あばらかべっそんの桂文楽。ご機嫌である。師匠にタレを取られた話。素晴らしい。 「立川談志ひとり会 第四期第三十八集 お菊の皿/明烏』 これはどっちも志ん朝バージョンが耳に残…

最近、聴いた落語。 古今亭志ん生「妾馬」「芝浜」 昭和33年の録音だが、子どもが物凄い勢いで笑っている。子どもが笑えそうな部分だけ笑うので、それが面白い。 談志百席「三人無筆」(33)、「四宿の屁」「三国誌」(31) 落語の業界用語で、ウンコをする…

『談志百席』(第四期、33集)、家元芸人五十選は、「桂枝雀のこと・その一」。米朝落語の習得において枝雀が秀でた能力を発揮したこと、枝雀が家元に憧れ、家元が枝雀の演技に注文をつけた過去の経緯、「イリュージョン」を演じていた枝雀の深い知性、など…

数日前、聴いた落語。談志師匠の話し方はカワイイ。 「談志百席 第一期」第一集 三人旅 1.発端 2.びっこ馬 3.鶴屋善兵衛 ボーナストラック: [家元の芸人五十選(一)〜談志百席について〜], 「談志百席 第一期」第二集 1.転失気 2.目黒の秋刀魚 ボーナストラ…