フラワー・オブ・ライフ』の三巻を読み終わってから、これも読んでみた。良いねえ。親子関係を扱った章も面白かったし、社会主義者の孫のお嬢さんが「分けへだてが出来ないから恋愛が出来ない」と遁世する章も面白かった。「人類みな平等」と考えるヒューマニストは恋愛できないはずというのは、私もよく思っていたから、同じことを考えている人がいたのは興味深かった。

愛すべき娘たち (Jets comics)

愛すべき娘たち (Jets comics)

本を読んでいてふと思ったのだが、ルターって西部先生みたいに分別を得て保守化したのか、馬鹿なまま保守化したのか、どっちだったんだろう。