友人

フィルムセンターで、高校時代からの友達で大学の学部も同じだったS君を発見した。帰りにいっしょにおそばを食べた。私なんかよりも断然たくさんの映画を見ているし、トルコへの旅行などで見聞も深めているようだ。立派な友人である。マスコミに就職しているので、そのあたりのことも少し質問したりした。
今日はそれなりに勉強もした。Kantの超越論的な政治哲学が、経験主義的かつ自然主義的なそれまでの社会契約論と比較してどのように違うのか、その違いは、経済学帝国主義に対抗し「政治的なもの」の領域の復権をめざすこれからの政治学にとってどのような意味をもつのか、またその現代的企てはどのようなものであったのか、などについて考えた。
帰ってから、これを聴きながら、これを書いた。

死刑台のエレベーター(完全盤)

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