戦評

<戦評>
■第1Q 14-17
ホームに東京を迎えた沖縄。この日の立ち上がりは両チームともなかなかリズムを掴みきれないなかプレイオフ進出に向け負けられない東京のデービス、ベーカーがインサイドを支配するとファウルの多い沖縄から得たフリースローを落ち着いて沈めた東京が少しずつリードを奪い始める。沖縄は、スティーンバージが早くも3つめのファウルでいったんベンチに退くもウォルトンの3点プレイなどで点差を3点とし1Q終了。
■第2Q 38-30 (24-13)
3点差まで詰め寄った沖縄は、ギブソンフリースローで1点差とするとディフェンスでも粘り強さをみせ友利のジャンプシュートで逆転に成功。しかし東京もすかさずハンフリーが奪い返し点の取り合いとなる。このQもファウルの多い沖縄はウォルトンが3つめを喫すも、代わったシンプソンが爆発。攻守でいい動きを見せると再度逆転に成功。じわじわとリードを奪い8点リードとして前半を折り返す。
■第3Q 54-50 (16-20)
8点差を追いかける東京はベーカーのジャンプシュートや、デービスのダンクシュートなどでインサイドを攻め込むと沖縄も澤岻のこの日4本めの3Pや友利のドライブなどで応戦するもなかなか引き離せない。追う東京は、外国人選手を中心に加点し、差を4点として最終Qへ。
■第4Q 78-81 (24-31)
リードして最終Qを迎えた沖縄。ハンのジャンプシュートやシンプソンのダンクシュートで突き放したいところだったがスティーンバージの退場に加えターンオーバーが続いたところで東京がオンザコートフォー。ブラウン、ベーカーがゴール下で粘って得点を重ねる。さらに青木の技ありレイアップなどで波に乗る。残り3分を切り、さらに激しい点の取り合いとなるも終盤フリースローのチャンスをしっかり決めた東京が接戦を制した。

プラネルズHC>
大量リードのあとペースダウンしてしまったとき追い上げられた。レフリーのコールにも苦しんだ。今日は勝てるチャンスを掴み損ねたので明日は自分たちのプレイをする中、今日良くなかったところを細部まで修正して勝ちたい。
<澤岻選手コメント>
自分たちのミスが敗因。焦ってしまった。得点が止まってしまった時に、選手それぞれが自分のやるべきことをきちんとしないといけない。4Qは、東京のシュートを止めることができなかった。スティーンバージがファウルアウトしたのは、いたかった。やはりビッグマンが抜けると、作戦が狂ってしまう。明日は、ホームゲーム最終戦。チャンスをしっかり掴み、勝って終わりたい。
<シンプソン選手>
ハードな試合だった。全力で戦ったが、勝てなかったのは非常に残念だ。シーズンが始まる前から、自分は経験が浅いと自覚していたし、今もそう思っている。これからもその辺りを意識して、成長したいと思う。明日は自分を含めて、チーム全員が今日と同じように戦う。後悔しないように、全力で戦えば必ず勝てると信じているし、会場に足を運んでくれる、応援してくれている沖縄のブースターのためにも必ず勝ちたい。

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