アン・リー『ラスト、コーション』(2007)

色 障ネ 戒 アメリカ・中国・台湾・香港合作映画 中国語 2時間38分 出演: トニー・レオンタン・ウェイワン・リーホン
抗日運動に身を投じ、工作員となった若き女性ワンは、政府特務機関の長官イー暗殺のため、マイ夫人と名乗り接近する…。極限状態に心酔する男と女の衝撃的な愛憎を描いたアン・リー監督の新たな挑戦作!!
http://www.wisepolicy.com/lust_caution/

物凄いセックスシーンの連続で、本当に驚いた。内容的には大した作品ではないが、カワイイ女の子が、見ているだけで息切れしそうな(笑)激しいセックスをするので、とりあえず見入ってしまった。
カワイイ女の子は、タン・ウェイという新人だそうだ。チェ・ジウに良く似ていて「顔の四角い中越典子」という雰囲気もある。彼女が女スパイとして、いかにもエロそうなオッサン*1の所にもぐり込むのだが、このオッサンはSが入っている変態で、ベルトで女を引っぱたくのである。
他にも、処女なのに女スパイになってしまい、予行演習の意味で仲間とセックスをするシーンが変態的だった。ボクは最初から「この娘、処女じゃないの*2?処女に女スパイが務まるのか?」と思っていたが、こういう変態シーンを演出するための設定だったわけである。濡れ場で「見せ腋毛」が披露されるのもエロかった。

*1:ウッチャンナンチャンの内村に似ている。『失楽園(渡辺版)』的なくたびれた感で勝負するタイプである。

*2:なんせ女スパイになるちょっと前まで田舎で芋を齧っていたのである。イモっぽい女が背伸びして頑張るというのが、ポルノ的に萌えなわけだが。