2005-09-01から1日間の記事一覧

成瀬巳喜男『めし』(1951)

名作。原節子が素敵すぎる。 大阪は庶民的な天神の森界隈、貧相な、と形容したくなるような家に一組の夫婦(上原謙、原節子)が暮らしている。二人は恋愛で結ばれ東京から移ってきて、夫は証券取引の小さな店に勤めているのだが、もう中年にさしかかって倦怠…