2005-10-15から1日間の記事一覧

『The Structure of Social Action』(1937)より

昨日の説明の続きで、Weberのことを書いてしまう。 Weberの学問的立場は、新Kant派の法哲学の「形式主義」に否定的な立場(=いわゆる「実証主義」)から出発して、精神科学の伝統の下にある歴史学派(ゴールドシュミットとモムゼン)を経由し、シュモラーの…

ラフマニノフ

最近よく聴いているのが、ラフマニノフ『交響曲第2番』。クルト・ザンデルリンク指揮、フィルハーモニア管弦楽団。暗い曲なので、なんとなく聴いていると、気分が落ち着く。 ところで、このCDを推奨していた許光俊先生が、なんと『世界最高の日本文学』とい…