2006-05-13から1日間の記事一覧

『モーツァルト』

小林秀雄。なんとなく読んでみる。文章の配列が良いためか、なんとなく理解できてしまうところが怖い。 「つれづれ」という言葉は、平安時代の詩人らが好んだ言葉の一つであったが、誰も兼好のように辛辣な意味を、この言葉に見付けだした者はなかった。彼以…