2006-11-03から1日間の記事一覧

溝口健二『祗園の姉妹』(1936)

フィルムセンター。 (69分・35mm・白黒)『浪華悲歌』では大阪弁の言葉遣いが気になって演出が手薄になったという監督が、本作では京都の花街に生きる姉妹芸者の人物造型に挑戦した。結末の芸妓(山田)の絶叫とともに、当時から絶賛を浴びた溝口=依田コン…