私は断然、洞穴派

21世紀がはじまって5年目になるが、わが家がIT化されたのは、ほんの前日のことである。遅すぎた、というべきだろう。でも、かわりに「ブロガー」になったのは電光石火の勢いだった。ネット整備されてから2日も経たないうちに、流行に乗ってみた。
そもそも、私は、警戒心のつよい性質だ。「IT革命、何するものぞ」で、はや幾年。もし原始人に二つのタイプがあるとしたら、断然、洞穴の居住環境を快適化することに努めるタイプである。間違っても、穴の外の見知らぬ世界へと、冒険に乗り出そうなどとは考えない。もちろん、これでは、人類の文明化に貢献できるはずもない。
というわけで、洞穴からの「突撃」を記念して、トリヴィアルなネタを披露。「突」という字は、「穴」から「犬」が飛び出てくるさまをあらわしたものだが、戦後の常用漢字改革のなかで、「穴」から「大」が飛び出てくる、というかたちに簡略化が施されたことが、現在の字形の由来となっている。したがって、この「突」はうん●の象徴ということができる(ちょっと拡大解解釈)。はたして、このブログから飛び出るものは、「犬」なのだろうか「う●こ」なのだろうか。けだし、見所。