最近気になった訃報

seiwa2005-06-30

その一。

 奥崎謙三氏(おくざき・けんぞう=ドキュメンタリー映画ゆきゆきて、神軍」の主人公)今月に入って死去。85歳。 兵庫県出身。第2次世界大戦中に陸軍の上等兵としてニューギニアに従軍。大戦で生き残った元日本兵として、当時の上官らの戦争責任を追及する映画「ゆきゆきて、神軍」(原一男監督)の主人公として知られる。 戦後は神戸市内で自動車部品販売業を営んでいたが、1969年1月、皇居の一般参賀の際に昭和天皇にパチンコ玉を撃ち逮捕。83年には、元上官の長男に発砲して重傷を負わせ、懲役12年の判決を受け服役した。 (6月26日gooニュース)

そのニ。

 イタリアが生んだ20世紀の最も偉大な指揮者の1人、カルロ・マリア・ジュリーニ氏が15日、イタリア北部のブレシャの病院で死去した。91歳だった。長い病気を患い、1988年以来、音楽活動から身を引いていた。(…)イタリア南部バルレッタに生まれ、ローマでビオラと作曲を学び、ブルーノ・ワルター、ウィレム・メンゲルベルク、ウィルヘルム・フルトベングラーなどの大指揮者の下で演奏活動を行った。40歳ごろに指揮者として国際的に認められ始め、アルトゥーロ・トスカニーニ、ビクトル・デ・サバタら名指揮者と親交を結び、53年から55年まで世界最高の歌劇場の1つ、ミラノ・スカラ座音楽監督を務めた。ロッシーニ、ベルディなどのオペラを得意としていた。ドイツ物も好んで演奏したが、リヒャルト・ワーグナーの作品は一度も取り上げなかった。 〔AFP=時事〕(6月16日gooニュース)

ご冥福をお祈りします。
今日は自分にとってどんな意味をもった一日だったのだろうか。なんだかよくわからないままに過ぎてしまった。今朝、丸山眞男『自己内対話』をなんとなく読み返していて、今日はここから引用をしようと考えていたのだが、奥崎謙三と並べるのも何なので、また後日。