あれこれ雑感

郵政がらみで政界に解散風が吹いているようだが、造反議員が51名もいるらしく、彼らに公認を出さないとするならば自民党は必然的に解体するわけで、小泉がかつて「自民党をぶっつぶす」と云っていたのはこのことだったのか、と邪推することもまったく不可能ではない最近の状況である。小泉だったらやりかねないかも。のるかそるかの政局。
さて、最近つくづく思うこと。
ボクは本当に、世の中にたいする理論的関心が欠けている。具体的にしか考えられないのだ。だから、関心の対象は必然的に歴史的事実か、ジャーナリスティックな事実へと向かうことになる。それが良いのか悪いのかは分からないが、抽象的な見取り図を描くことへのコンプレックスを否応なしに感じてしまうのも事実だ。
風邪がひどい。薬を貰ってきて良かった。ボクは野口晴哉『風邪の効用』の所説をかなり信じているけれど、これは効用の範囲を越えているかもしれない。