『Dear フランキー』

2004年、イギリス映画。ショーナ・オーバック監督。主演、ジェラルド・バドラー、エミリー・モーティマー、ジャック・マケルホーン。
ストーリーはありきたりだが、映像は美しく、まずまず楽しめた。ギンレイのパンフレットより引用(文章がまずいので、かなり改めた)。

若き母親リジーは、暴力を振るう夫から逃れてスコットランド中を転々としている。耳の障害をもつ息子は、事情を知らずに父を慕っている。息子は、「アクラ号」で世界中を航海する船員の父親と手紙をやりとりしているのだが、それはリジーが父親のふりをして書き送っているものなのだ。しかし偶然、「アクラ号」は二人のいる街に寄港することになり…。

いやぁ、スコットランドってほんと暗いのね。でもずっと暗い映像だと、日差しのある場所とか、夜の街の灯りとかが、かなり明るく感じられ、それがすごく効果をあげていた。今回のギンレイは『マラソン』がビカイチだったし、全体的にけっこう満足。