JAZZ

昨晩、後藤雅洋『ジャズ完全入門!』を読みながら、持っているCDを研究していたのだけど、これはちょっと開眼してしまったといえるかもしれない。ソニー・ロリンズサキソフォン・コロッサス』の「セント・トーマス」のアドリブ解説を読んで、アドリブの意味をかなり会得してしまった。
サキソフォン・コロッサス
面白くなって、スタンダードの聴き比べをしてみました。『サキソフォン・コロッサス』の「YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS」と、コルトレーン『BALLADS』の2曲目。またコルトレーン盤の「I WISH I KNEW」は、ブルー・ミッチェル『BLUE'S MOODS』の最終曲と同じ。マッコイ・タイナーウィントン・ケリーのピアノの聴き比べということになる。
バラード
ブルース・ムーズ
あとDave Brubeckは作曲家ミヨーの弟子だったらしいね。『TIME OUT』の1曲目「Blue Rond A LA Turk」はほとんどクラシックの構成だし、「Take Five」のジャズらしさは完全にポール・デスモンドのアルト・サックスによって表現されているように思える。
Time Out
なお、昨日聴いたうちで非常に感動してしまった曲が、ビル・エバンス『At The Montreux Jazz Festival』の「I Loves You Porgy」。これは切ない。切なすぎる。同じピアノ主体の曲では、レイ・ブライアントRay Bryant Trio』の「ANGEL EYES」も好き。

At The Montreux Jazz Festival

At The Montreux Jazz Festival

で、今日買ったのが、これ。