JAZZ
昨晩、後藤雅洋『ジャズ完全入門!』を読みながら、持っているCDを研究していたのだけど、これはちょっと開眼してしまったといえるかもしれない。ソニー・ロリンズ『サキソフォン・コロッサス』の「セント・トーマス」のアドリブ解説を読んで、アドリブの意味をかなり会得してしまった。
面白くなって、スタンダードの聴き比べをしてみました。『サキソフォン・コロッサス』の「YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS」と、コルトレーン『BALLADS』の2曲目。またコルトレーン盤の「I WISH I KNEW」は、ブルー・ミッチェル『BLUE'S MOODS』の最終曲と同じ。マッコイ・タイナーとウィントン・ケリーのピアノの聴き比べということになる。
あとDave Brubeckは作曲家ミヨーの弟子だったらしいね。『TIME OUT』の1曲目「Blue Rond A LA Turk」はほとんどクラシックの構成だし、「Take Five」のジャズらしさは完全にポール・デスモンドのアルト・サックスによって表現されているように思える。
なお、昨日聴いたうちで非常に感動してしまった曲が、ビル・エバンス『At The Montreux Jazz Festival』の「I Loves You Porgy」。これは切ない。切なすぎる。同じピアノ主体の曲では、レイ・ブライアント『Ray Bryant Trio』の「ANGEL EYES」も好き。
- アーティスト: Bill Evans
- 出版社/メーカー: Polygram Records
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (22件) を見る
エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポットVOL.1+1
- アーティスト: エリック・ドルフィー,ブッカー・リトル,マル・ウォルドロン,リチャード・デイビス,エド・ブラックウェル
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: CD
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (5件) を見る