2006-05-06 水木しげる 名著。ラバウルの土人達との付き合いは、さらっと書いてあるけれど、なかなか感動的だと思う。 中学生のとき、『河童の三平』を何回も繰り返して読んでいた。そのときの感触みたいなものを思い出した。 「……競争しなければバカになると、おびえることはない。大地の神が、けっこううまく調節してくれるものらしい。人におくれたからといって、オドオドすることはない。人間は元来、鳥、けもの、虫けらと、おなじものなのだ。」(P238)ほんまにオレはアホやろか (新潮文庫)作者: 水木しげる出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/07メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 109回この商品を含むブログ (49件) を見る