鈴木清順『殺しの烙印』(1967)

フィルムセンター。

(91分・35mm・白黒)荒唐無稽な殺しのテクニックを次々と披露、アクションというジャンルが、異才・鈴木清順の感覚を通して爽快ともいえる抽象性に踏み込んだ一つの到達点。本作発表後、日活社長・堀久作が監督との契約を止めたことにファンが抗議、「鈴木清順共闘会議」が結成された。
’67(日活)(監)鈴木清順(脚)具流八郎(撮)永塚一栄(美)川原資三(音)山本直純(出)宍戸錠南原宏治玉川伊佐男、真理アンヌ、小川万里子、南廣、長弘大和屋竺、野村隆、宮原徳平、緑川宏、久松洪介、荒井岩衛、伊豆見雄、水木京二

たしかに抽象的。パロマガス器具。アドバルーン。蝶の標本。などなど。