文春キムタク記事

「『木村家』と『工藤家』の確執」と題して『週刊文春』が報じている。『武士の一分』の演技が各メディアで大絶賛であるが、ほんとうにそれほどキムタクがよい演技をしているかは観てみないと分からないし、また悪い演技をしていたとしても、悪い評価はほとんど流れないメディア状況なので、ほとんどファシズムである。
…というような話に始まって、結束の強かったキムタク家が、工藤静香との結婚をさかいに亀裂を見せはじめていると書かれている。「キムタクの二人の娘が通うインターナショナルスクールの父兄」によれば、キムタクは社会人失格の父親ぶりだということだ。

「誰とでもわけへだてなく挨拶される静香さんと違って、木村さんはまったく挨拶しない。目が合って、こちらが頭を下げて挨拶しているのに、まるで自分の眼中にないかのように露骨に無視をするんです。…」

「(公式プロフィールは176センチだが―引用者)それより確実に十センチは低い。顔も大きいし、足も短い。かかとの高いブーツが定番で、カウボーイハットもかぶってきますが、父兄からは“偽装”といわれています」

「木村さんは普段無口なのに、知り合いの家族に会う時だけは、すごい大声でベラベラしゃべります。しかも『やばい、やばい』とか、言葉遣いがひどい。あまりの品のなさに本当に三十四歳なのか、と首を傾げました。キムタクが好きだっただけにがっかりです」

これが本当だったとしたら、たとえばこういうネガティブ・フィードバックが働いているということになるのだろうか?「木村拓哉が映画やドラマに登場→ある程度の出来でもメディアは絶賛→キムタクやっぱ良いよね、とファンが拡大→キムタク・SMAPの商品価値上昇→メディアは批判できず→映画に登場→メディア絶賛……」。
『2046(だったけ?)』という映画を見た限りではキムタクの演技に光るものは見られなかったが、上記のような現象が生じているのだとしたら、やばい、やばい。