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保坂正康『『きけわだつみのこえ』の戦後史』(文春文庫)をざっと読んだ。その後、アウトプットに向けたレジュメづくり。帰ってきたらいろいろ連絡とったりしないといけなくて面倒だった。
保坂本には、左翼運動の汚い集団力学が生々しく記述されていた。「わだつみの会」は第四次まであったらしく、政治的にも集団的にもだんだんと変質していったとのことだ。学徒兵たちの手記が恣意的に改編されていたのは、最初の段階から。
- 作者: 保阪正康
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/12/06
- メディア: 文庫
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