ほかの本

あと或る専門書も読んだが、不快だったので紹介は無し。一から十まで大反対。ぼくは『諸君』読んでるから、貴方は『世界』で頑張ってください、という感じ。
昨晩は『思想としての<共和国>』(みすず書房)を読んだのだが、こちらも十分左翼的。しかし日本のエセ知識人(3人中2人)とは異なり、Debrayは極めてラディカル。ライシテを貫きデモクラシーを批判するのだが、これは、社会の論理・宗教の論理を共和国の論理に持ち込むな、との主張。日本に適用した場合、どのように思考を展開しうるかがポイント。