目的の国

カント『人倫の形而上学の基礎づけ』(中公クラシックス)を読了。「目的の国」を記述している箇所で、2、3の思想家が想起される(R,D,D)。今日まで200年間にわたる思想的フォーマットを形成しただけあって、やはりカントの思想は圧倒的な迫力があるし、どんどん呑み込まれていく説得力を備えている(その上で、いかなる論理に基づいて距離を取るかが問われる。)。