「お部屋のモヨウがえ」なんてカワイイものでは全くなく、蔵書攻撃に抗して物理的環境を整えるべく、「おまえは引っ越しするのか?」という勢いで、部屋のリストラクチャリングをスタート。
とりあえず粗大ゴミとして「本箱、洋服掛け、コタツ、小型食器棚、廃棄プリンタ、CDラジカセ」を引っ張り出すが、大量生産・大量破壊のサイクルに思い出が消えていく悲しさもさることながら、オヨヨ、新たなCHAOSが発生して、困ったチャンである。
モゾモゾとまるで脱皮する蛹のごとき窮屈さと格闘しつつ、混沌をひとつひとつ東京都ゴミ袋のなかに詰め込んでいく。10年前のレポートなんかが出てきて懐かしい。10年前の自分は思った以上に賢く、トンガった才気が感じられるが、今よりそうとうキモイ人間であったようにも思われる。ものすごく瑣末で奇妙なモノを丁寧に残している。だから荷物が増えるんだよ、と、片っぱしから捨てていく。
10年前の面白いエッセイが見つかったので、暇なときにここに写そうと思う。
今日は、ドイツ人はジャガイモが主食で、夕食は冷たいものを食べるのだと聞いてビックリ。暖かいものは土日に食うらしいが日曜は土曜の使いまわしだそうで、粗食の民族なのだそうだ。