本のあれこれ
『赤めだか』で記されているように、「落語を五十席覚えること」というのが立川流二つ目昇進の基準の一つであるが、これは「どんな落語が人生に関係してくるかわからない、だからたくさん覚えておいた方がよい」という家元の考え方によるものであって、この考えはやはり深いなぁ、と今日しみじみ思い返していたのだった。
本を読んでいたって、同じようなことは言えるし、逆に、「どんな人生経験がどんな本に関係してくるかわからない、だからいろんな経験をしてみた方がよい」ということだって、言えるのだと思う。
さて、この本は基本的なことがよく分かって、なかなか良かった。
- 作者: 高沢紀恵
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 1997/12/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 苅部直,片岡龍
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 単行本
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