神保町巡り

ひさしぶりに神保町。何だかんだいって、行けば買うものが見つかる。京極純一『和風と様式』(東大出版会)、桑島秀樹『崇高の美学』(講談社選書メチエ)、原武史昭和天皇』(岩波新書)、岩田靖夫『いま哲学とはなにか』(岩波新書)などを購入。
『崇高の美学』は半分ほど読んだが、とても面白かった。18世紀に「崇高」が美学カテゴリーとされる概念史的整理も分かりやすかったし、E・バークの美学思想と彼の保守主義との関連性、バーク→カント→バーク(リオタール的理解)という現代的評価の流れもスッキリ理解できた。石ころの話はとても奇妙。