2006-01-13から1日間の記事一覧

『腹腹時計と〈狼〉』(1975)

とうとう読んじゃいました。三菱重工爆破事件などで知られる「東アジア反日ブソウ戦線」は、「狼」「大地の牙」「さそり」から構成された左翼ラディカリスト集団である。本書では、彼らをめぐる報道のあり方への疑問、事件が新右翼の急進主義者にとって持つ…

『法と社会』

この分野については、初歩的知識すら全く欠如しているので、最近ちょくちょく勉強している。本書は、碧海先生による初心者向け入門書。しかし、不思議な世界だ。たとえば―― 十九世紀の前半に活躍したドイツの法学者サヴィニー(1779−1861)は、啓蒙時代の合…