2006-12-29から1日間の記事一覧

『ひげとちょんまげ』

稲垣浩『ひげとちょんまげ 生きている映画史』(中公文庫)と小林信彦『一少年の観た〈聖戦〉』(ちくま文庫)を読んだ。戦前の映画界の様子がわかって面白い。小林信彦が稲垣浩『無法松の一生』の内務検閲のエピソードを紹介して、ある内務官僚がそれを「検…

今年の映画鑑賞

映画館でこれらの作品を鑑賞していた時間こそが、自分にとって本当に意味ある時間だった。 佐藤純彌『男たちの大和』 犬童一心『メゾン・ド・ヒミコ』 ボルヴァリー『モナ・リザの失踪』 ヴィリ・フォルスト『未完成交響曲』 ロベルト・ヴィーネー『カリガリ…