2007-02-02から1日間の記事一覧

須川榮三『君も出世ができる』(1964)

(100分・35mm・カラー)日本の音楽映画史に残る秀作として、再評価の機運も高い本格的な和製ミュージカル。須川栄三監督らは事前に本場アメリカのミュージカルを視察して撮影に臨み、とりわけビル街に400名を動員したというサラリーマンのシーンが圧巻であ…

本と音楽の紹介

許光俊『オレのクラシック』(青弓社)、やはり好き。弟が結婚式でトスカニーニのBGMをかけた逸話に笑った。中野翠『会いたかった人、曲者天国』(文春文庫)は必読。淡島寒月の父、椿岳の辞世の句が、「今まではさまざまの事してみたが 死んでみるのはこ…