2008-02-02から1日間の記事一覧

マキノ雅弘『浪人街』(1957)

(110分・35mm・白黒)『酔いどれ八萬騎』(1951年)に次ぐ、『浪人街 第一話 美しき獲物』(1928年)2度目のリメイク作品で、断片フィルムしか現存しない伝説のオリジナル作品を知るうえでも貴重。女の命を救う為、母衣権兵衛(藤田)、荒牧源内(近衛)の浪人ふた…

『靖国史観』

靖国神社をめぐる歴史的・思想的文脈が明かされる構成のため、著者自身の積極的な主張が示されるわけではなく、該博な知識と相まって読みやすいとはいえない。だが、靖国の本質問題の指摘は必読の価値がある*1。時々はさまれるギャグも面白い。おすすめ。 「…