なぜだか疲れた。で、なぜだか清原の悪口。

清原が活躍したらしい。ホームラン2本、ヒット1本、7打点。本人の弁によれば、「こういう素晴らしい日があるから、苦しい日々も報われる」、のだそうだ。
けど、これで良いんですか、巨人ファンのみなさん。どれだけ打率が低迷しようと、たまに活躍すれば、「やはり清原はえらい」ってことになるのかい?巨人ファンは、なんで清原をあんだけ声援するのか、わたしには、ちっとも理解できない。打率2割やで。5打席に4打席は凡退やで。冷静に考えて、巨人最下位の一番の原因とちがうんか?
一見すると、殊勝に思える上記の発言も、ホンマはおかしい。だまされたらアカンと思う。たとえば「苦しい日々も報われる」って、「どんだけ金もろとんねん」って話よ?もう十分、報われてるんとちがうんか?清原が置かれている立場って、てっきり「あとは成績のこすだけ」という立場やと思とったんやけど。給料の低い若手でもないのに「苦しい日々」とか言うてて、かまへんのかいな?*1
清原のこういう自覚の無さに気づかない巨人ファンって、やっぱり頭がわるいのかしら。いっしょになって長渕剛の歌うたってるけど、ほんとに「苦しい日々」を過ごし、清原に出場機会を奪われている若手選手のことを、巨人ファンは想像できないのかしら?
今日は『OLたちの〈レジスタンス〉』という本を読み、OLが単純事務作業を強いられるがゆえに会社で長期的な存在意義をもちえないこと、またOLたちに嫌われてしまっては男性社員の出世はかなり遠のくこと、などについて考えたのだが、まあどうでもいいや。

*1:この意味が分からない人は、相撲の場合について考えてみましょう。清原のように実績のある選手は、成績が振るわなくても敬意が払われ、出場機会を与えられます。これは相撲で横綱が番付を落とされないことと同じです。しかし、そうした敬意と引き換えに、これらの地位にある人には、相応のdignityが要求されることになります。つまり、特権に安住するようなことがあってはならないのです。ですから、横綱は引き際を自分だけで決めます。言うまでもなく、「苦しい日々」を耐えていない人なんていないわけで、自分が恩恵を被る立場に置かれている以上、そこでは「結果がすべて」なのです。聞いてるか、キヨハラ。