N響に行ってきた

シベリウス「ヴァイオリン協奏曲」、「交響曲第二番」。指揮者、ピンカス・スタインバーグ。ヴァイオリン奏者、スザンヌ・ホウ。
シベリウスの「交響曲第二番」は有名曲だが、今日の演奏は大変よかった。指揮者が良かったのだと思うが、演奏者の自発性が見事に発揮されていたと感じた。最後の盛り上がりも素晴らしかったが、それは元の曲の出来が良いせいでもあるだろう。CDでは、セル指揮、クリーブランド管弦楽団トスカニーニ指揮、NBC交響楽団などを愛聴しているのだが、今日ぐらい実演が充実していると、実演に行く意味がある。
今日のN響は、やる気があった。