キムタク

帰宅してテレビをつけるとSMAPの番組をやっていて、キムタクこと、木村拓哉が映っていた。なんだか、動いているキムタクを見るのは、かなり久しぶりのような気がする。で、驚いたのは、キムタクがあまりに莫迦に見えたことだ。宇宙飛行士の野口さんと話していたのだが、「宇宙行きてぇ」「鳥肌中!」「宇宙行った人には、勝てねえ感じ」などと言っており、なぜ宇宙に行った人に勝たなければならないのか、私などにはどうしても分からなかった。意味不明な内容を話している人間をみると、一般的に人は、その人物を莫迦だと思うものだけれど、そうした次第で、キムタクが莫迦に見えたということである。美形も才能のうちだとは思うが、美形だけがウリになってしまった30代の末路にも、それなりの悲哀を感じるなあ。ってなことを、あるいは、故・森茉莉の『ドッキリチャンネル』に書かせてみたかったりするなあ。