本を売る

本を150冊と少し、売り払った。過剰なものは蕩尽すべきである。気持ちがすっきりする。まだあと150冊くらいは整理するつもりでいる。
昔はカタイ本は図書館で読めるのだから、と雑本を中心に蒐集していたものだが、最近は人生が有限であることに気づき、咀嚼しがいのある本を揃えたいと思うようになった。スペースさえあれば、雑本の海のなかで埋もれるのも、悪くはないが。
久しぶりに、Weberの『歌劇≪魔弾の射手≫』(クライバー指揮、1973年)を聴いたら、あらためて名曲・名演奏だとしみじみ感じた。