ゲーリー・モレル

風邪を引いたみたいだ。だるいし、熱っぽい。おなかの調子もわるい。汚い話だが、今日の帰り道はひさびさにウンコを洩らしそうになった。ゲリのせい。というか、おなかの変調に気づいていたのに、コンビニで悠長に『週刊文春』・『週刊新潮』を立ち読みしていたせい。実際、私は、「自分はとうとう漏らしてしまったのだ」と確信さえしたのである。検証の結果、シロだと判明したのだが・・・。『週刊文春』の鹿島茂の書評コーナーが、大学闘争時の鹿島が民青の組織部隊(宮崎学が指揮官)に殴られたこと、そこでの全共闘の挫折が、その後の浅間山荘事件にまでつながるトラウマとなったことを論じており、それを読み耽っていたために招いた、この体たらくである。これでとうとう洩らしていたのだったとしたら、それこそ立ち直れないトラウマになっていたはずだ。と、調子よく書いているものの、じつは気分的にもイマイチ不調。精神の下痢。