『国語教科書の思想』

石原先生。それにしても、本書の以下の命題は激しく気になる。

戦後の学校教育は子供の人格形成を使命の一つとしてきた。そして、いわゆる主要教科の中でその役割を中心的に担ってきたのが国語である。例外的な要素もあるが、ごく大雑把に言えば、戦前の国語教育は文章教育であったが、戦後の国語教育では道徳教育に主眼が置かれてきたのである。……(74)

たぶん本当だろう。「国語の修辞学」(『岩波講座 文学6 虚構の愉しみ』岩波書店2003)をチェックする必要あり。『内外教育』も要チェック。
今日は、一番書きたかったネタが書けなかった。次回に持ち越しですな。